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暦物語 光文社古典新約文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 光文社 |
発売年月日 | 2016/02/01 |
JAN | 9784334753252 |
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商品レビュー
3.3
4件のお客様レビュー
幅広い年代の史実や人物を題材にした物語が多い。しかしそれは物語にならないような筋書きのものが多く物語の顛末を期待して読むと肩透かしを食らう気がする。 物語の雰囲気はよい。一方で理解に苦しむ文脈もあり、賛否は分かれそう。 最後のコイナーさんの物語が印象的。解説にも触れているが、本当...
幅広い年代の史実や人物を題材にした物語が多い。しかしそれは物語にならないような筋書きのものが多く物語の顛末を期待して読むと肩透かしを食らう気がする。 物語の雰囲気はよい。一方で理解に苦しむ文脈もあり、賛否は分かれそう。 最後のコイナーさんの物語が印象的。解説にも触れているが、本当に作者の分身なのか。
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1949年初版のドイツの庶民向けミリオンセラー短編集。全17篇。 1編目の「アウクスブルクの白墨の輪」は、親権争いで二人の母親が幼児の腕を引っ張り合い、手を離した方が母親として認定されるお話。(キリスト教世界の定番ネタ?) 「異端者の外套」は、仕立て代金の回収に奔走す老婆と、...
1949年初版のドイツの庶民向けミリオンセラー短編集。全17篇。 1編目の「アウクスブルクの白墨の輪」は、親権争いで二人の母親が幼児の腕を引っ張り合い、手を離した方が母親として認定されるお話。(キリスト教世界の定番ネタ?) 「異端者の外套」は、仕立て代金の回収に奔走す老婆と、獄中から支払いを試みる天文学者のお話。 それぞれ、個性的なお話だった。仏陀、カエサル、ソクラテス、老子、と言った有名人もいっぱい出てきた。(知ってるような話は1篇目位。)
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『暦物語』は、16世紀以来カレンダーの印刷と共に発展した読み物が出自。解説によると、このブレヒトの暦物語は、戦争で荒廃したドイツに贈られたプレゼントのような作品たち、だそう。 17編の物語+詩+小咄集にプラス解説中に詩が一編。 今回のお気に入りは… 物語だと 「アウクスブルクの...
『暦物語』は、16世紀以来カレンダーの印刷と共に発展した読み物が出自。解説によると、このブレヒトの暦物語は、戦争で荒廃したドイツに贈られたプレゼントのような作品たち、だそう。 17編の物語+詩+小咄集にプラス解説中に詩が一編。 今回のお気に入りは… 物語だと 「アウクスブルクの白墨の輪」 「分不相応な老婦人」 詩だと 「仏陀が語る、燃えている家のたとえ」 「子どもの十字軍 1939年」 「クヤン=ブラクの絨毯織工たちがレーニンを記念する」 「本を読んだ労働者が質問した」 「兄は飛行士だった」 「亡命の途中に生まれた『老子道徳経』の伝説」 解説中の一編 小咄集「コイナーさんの物語」 で、特に「兄は飛行士だった」と解説中の詩は、実際の出来事の名を出さずに、ただ美しかったり悲しかったり…が表現されていて、意味に気付いた時にはっとするところがとても好み。 とても良かった。 解説で紹介されていた岩波文庫のJ.P.ヘーゲル『ドイツ炉辺ばなし集』も読んでみよう~。
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