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迫りくる自分 光文社文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 光文社 |
発売年月日 | 2016/02/01 |
JAN | 9784334772376 |
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迫りくる自分
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商品レビュー
3.4
14件のお客様レビュー
日常生活で突然トラブルに巻き込まれることはあるが、ここまで特殊なトラブルに巻き込まれることはそうそうない。 ただそのトラブルにどのように対処するのか、その中で気づけることはあるのか。
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ある日、総武線で見た自分に瓜二つの男。ある日、千葉のバーに入って酒を飲んでいると、その男が現れ、意気投合した。しかしその直後から不思議な視線を感じるようになる…。 ジャケ買い。 前提をよく知らずに読んでいるので、SFなのか?と伺いながら読むが、なかなかそのあたりははっきりしな...
ある日、総武線で見た自分に瓜二つの男。ある日、千葉のバーに入って酒を飲んでいると、その男が現れ、意気投合した。しかしその直後から不思議な視線を感じるようになる…。 ジャケ買い。 前提をよく知らずに読んでいるので、SFなのか?と伺いながら読むが、なかなかそのあたりははっきりしない。 事件が起こり、追われる立場となった自分こと本田。そこまで序盤の冗長とも言えるしつこく読みにくい状況描写から、突然アクションが激しくなり、この作家の真骨頂とも言えるような盛り上がりを見せる。 騙すか、騙されるかというような駆け引きの部分は僅かで、陥れられたり追われたりという、不可抗力部分を全面に押し出していることが、読ませるポイントなのであろう。 朴さんを始め、いいキャラの登場人物も多く、楽しめた。タイトルやテーマが筒井康隆を思い起こさせるものであったというのも、入りやすいと感じたところであろう。 表紙も最近の作品にはない気味の悪さが良い。筒井康隆なら、タイトルは『迫りくる俺』だっただろうな。
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- ネタバレ
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ゴールデンスランバーみたい。逃走劇が面白かった。もしかしたら最悪の結末に??!と思ったけど、意外に逞しすぎる本田。朴さんみたいな冷静な人が味方になってくれてて良かった。佐伯さんも。 気になったのは指紋が出なくても容疑者になるんだな、という点。 ハッピーエンドでしたが、ヤクザと次藤から恨み買ってないか?大丈夫?
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