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がんとの賢いつきあい方 朝日新書550
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がんとの賢いつきあい方 朝日新書550

門田守人(著者)

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がんとの賢いつきあい方 朝日新書550

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 朝日新聞出版
発売年月日 2016/01/12
JAN 9784022736505

がんとの賢いつきあい方

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商品レビュー

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2016/05/05

がんによる死亡者が増え、罹患者が年間100万人を突破する日が目前に迫っている。但し、がんになる人が増え続けている最たる理由は国民の高齢化。がんによる死亡率自体は、1990年代半ばをピークに減少傾向にある。今日では、除染や治療薬によって炎症をコントロールすることが可能になり、がんを...

がんによる死亡者が増え、罹患者が年間100万人を突破する日が目前に迫っている。但し、がんになる人が増え続けている最たる理由は国民の高齢化。がんによる死亡率自体は、1990年代半ばをピークに減少傾向にある。今日では、除染や治療薬によって炎症をコントロールすることが可能になり、がんを防ぐことができるようになったのが大きな要因。とりわけ、ピロリ菌を除菌することで胃がんの発生を飛躍的に抑えることができるようになっている。他方、手術や抗がん剤による治療で、かえって寿命を縮める可能性があるとして、がん治療そのものを否定し、「長生きしたければ、がん検診は受けるな」と主張する医師もいる。確かに進行がんの場合は、根治が難しく抗がん剤や放射線治療に副作用によって苦しんだり、時には死に至ることもある。だからといって、がんを放置してもいいというのは暴論。がんを放置した場合とがんを治療した場合、どちらの寿命が長いか、正しいデータに基づくエビデンスはない。不確かなことをさも正しいことであるかのように言い募っているだけ。確かな事実は、全国平均で6割強、東京ならば7割強の人が治療を受けてがんが治っているということ。がんは放置した方がいいという主張に真っ向から異を唱えるのが本書。最新がん治療のポイントを丁寧に解説されている。

Posted by ブクログ