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親が与えている愛 子どもが求めている愛 「いい子」は、なぜ幸せになれないのか 青春文庫
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親が与えている愛 子どもが求めている愛 「いい子」は、なぜ幸せになれないのか 青春文庫

加藤諦三(著者)

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親が与えている愛 子どもが求めている愛 「いい子」は、なぜ幸せになれないのか 青春文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 青春出版社
発売年月日 2016/01/12
JAN 9784413096379

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2023/01/04

親に迎合し、世間に迎合し、ひたすら自分を押し殺して周囲の意に添うように振る舞い続ける従順な「良い子」の姿を赤裸々に描いた一冊。「良い子」として育った少年なり大人なりがなぜ世間の耳目を引く凶悪な犯罪を引き起こすのか。それは明白である。「良い子」は心の底深くに強烈な憎悪、敵意を持って...

親に迎合し、世間に迎合し、ひたすら自分を押し殺して周囲の意に添うように振る舞い続ける従順な「良い子」の姿を赤裸々に描いた一冊。「良い子」として育った少年なり大人なりがなぜ世間の耳目を引く凶悪な犯罪を引き起こすのか。それは明白である。「良い子」は心の底深くに強烈な憎悪、敵意を持っている。それは本人にすら自覚されない感情である。それが暴発された結果が、社会の凶悪犯罪であり、あるいは家庭内暴力であり、妻子に対する強烈なDVであり、虐待事件であり、さまざまな現場におけるモラハラ・パワハラの実態である。 本書はひたすら「良い子」の生態をあげつらう。なぜ「良い子」が生み出されるのか。それは親が真の愛情をもってその子に接しなかったためである。ありのままの自分を認めてほしい。自分はこうしたい。これが欲しい。そうした子供の素のままの願望は絶えず無視され続ける。それゆえ、子供はそうした願望を押し殺し、親の気に入るような振る舞いを身につけるよりほかない。至極親に従順な子となる。しかし、ありのままの自分を認めてほしい、という欲求がそれで消えてなくなったわけではない。心に深く沈殿していくのみである。それがやがて憎しみに変わる。親への憎しみの感情は実に厄介だ。自分が「良い子」でい続けられないからだ。なので、憎しみは抑圧される。やがて、感じられなくなる。ただひたすら、親の愛、感心を得るためだけの従順さばかりが発達するようになる。いつまでたっても心の本当の欲求は満たされないので、憎しみのみが増幅されていく。それは親ばかりでなく、周囲の大人たち、やがて社会全体へと対象を広げていく。 筆者もまた同様に幼いころは「良い子」であったと最終章で述懐する。まさにそうだろう、と納得する。親が子供に自分の承認欲求を満たさんと求めてはばからない、いわゆる「親子の逆転現象」を身をもって経験したからこそ、本書のような心理学の名著が生み出されたのだ。

Posted by ブクログ

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