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俳句とスペインの詩人たち マチャード、ヒメネス、ロルカとカタルーニャの詩人
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俳句とスペインの詩人たち マチャード、ヒメネス、ロルカとカタルーニャの詩人

田澤佳子(著者)

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俳句とスペインの詩人たち マチャード、ヒメネス、ロルカとカタルーニャの詩人

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 思文閣出版
発売年月日 2015/12/01
JAN 9784784218233

俳句とスペインの詩人たち

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2016/05/06

日本の「俳諧」が英仏だけではなく、スペイン語圏においても既に20世紀初頭には受け入れられ。詩への影響を与えていた。スペイン語とカタロニア語双方への影響を当時の詩人たちの作に見ていく。川本皓嗣先生の著書が度々出てきて、先生の指導が大きかったことを物語っている。語圏というものが、メキ...

日本の「俳諧」が英仏だけではなく、スペイン語圏においても既に20世紀初頭には受け入れられ。詩への影響を与えていた。スペイン語とカタロニア語双方への影響を当時の詩人たちの作に見ていく。川本皓嗣先生の著書が度々出てきて、先生の指導が大きかったことを物語っている。語圏というものが、メキシコ、グアテマラなど中南米各国への影響の大きさを改めて感じる。紹介されている詩人ロルカの「スイセン」、ヒメネスの「月」などが俳句の雰囲気を持った詩だといえそうである。川本先生の俳句の本質の表現が的確「矛盾こそは俳諧。ことに基底部の本質をなすものであって、雅俗の衝突であり、論理の食い違いであれ、矛盾を含まない俳句はありえない」そして、影響は音節数に拘る必要はないものの、スペインのセギディーリャ・コンプエスタという民謡は、俳句と全く同じ音節数、つまり5,7,5の音節から成り立つことが1920年のカネド氏の論説に見られるという!実に興味深い話。

Posted by ブクログ

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