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からくり探偵・百栗柿三郎 櫻の中の記憶 実業之日本社文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 実業之日本社 |
発売年月日 | 2016/01/01 |
JAN | 9784408552743 |
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からくり探偵・百栗柿三郎 櫻の中の記憶
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からくり探偵・百栗柿三郎 櫻の中の記憶
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商品レビュー
3.8
5件のお客様レビュー
気になったことなど ・エス: sisterの頭文字からきた隠語。1910年代より現れ、「お目」「おでや」などの他の隠語を抑えて一般化した。 ・ たれ、だれ: 近世中期あたり(江戸時代)から変化し始めた。 ・ 現在の原稿用紙が一般化し始めたのは明治時代中期くらいから 探偵なん...
気になったことなど ・エス: sisterの頭文字からきた隠語。1910年代より現れ、「お目」「おでや」などの他の隠語を抑えて一般化した。 ・ たれ、だれ: 近世中期あたり(江戸時代)から変化し始めた。 ・ 現在の原稿用紙が一般化し始めたのは明治時代中期くらいから 探偵なんてものは実につまらない行為で、不遜なことであり、真実を炙りだすことが常に正しいとは限らない。それで果たして人が幸せになるのかどうか、僕には判断がつかない。 悪、人を殺すということは許されないことだが、否定できない自分がいること。 以前読んでなかなか面白かった本に続きがあったので読んでみた。 あらすじは前作の続きで、時期としては大正3年末から4年4月頃。 富豪が自分の館で行われた祝賀会後に殺された話、人気小説家が自身の連れを殺され、自身に嫌疑をかけられる話、誘拐の話、そして柿三郎の助手、千代の友人が白骨化した死体で見つかる話。 各話モチーフ(解説では本家取りと記載)になったものがある。私が分かったのは3話と4話。 今回の幕間は四話で殺される友人ふみと千代の話。 最後にふみが夢の中?で、 「あたしの思いを引き継ぐとか、そんな面倒なことは云わないでよ。お千代は、お千代の道を、歩めばいいんだから」 といって千代に万年筆を託していたが、千代はその後、文学の世界に身を投じることになった(前作より)。 万年筆の話がどこかにないかなと前作を軽く読み返してみたが、残念ながら見つからなかった。
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『からくり探偵・百栗柿三郎』続編。 発明家兼探偵の柿三郎先生が様々な謎を解いていく四話と、序章、幕間、終章からなる構成です。 通いだった女中の千代さんが住み込みになり、前作の事件に関わっていた玉緒ちゃんも同居して“表”に出ております(その先の“若紫”的展開には触れられていません...
『からくり探偵・百栗柿三郎』続編。 発明家兼探偵の柿三郎先生が様々な謎を解いていく四話と、序章、幕間、終章からなる構成です。 通いだった女中の千代さんが住み込みになり、前作の事件に関わっていた玉緒ちゃんも同居して“表”に出ております(その先の“若紫”的展開には触れられていませんでしたが・・)。さらに、犬のハチも加わって、何だか楽しそうな「百栗庵」です。 前作でのご活躍のお陰(?)で、本書ではすっかり“名探偵”扱いの柿三郎先生。今回も安定の名推理を見せてくれます。 そして、女中兼助手の千代さんも第三話「さる誘拐の話」では、なかなかの謎解きを披露してくれます(勿論、柿三郎先生の補足は必須ですが)。 それにしても、この第三話の“オチ”にはやられました。読み終わった後タイトル見ると“あー、そういうことね!”と、思わず苦笑した次第です。 序章、幕間が布石となっている、第四話「櫻の中の記憶」は、切ないお話でしたね。 話中に登場した製糸工場の、とんでもハラスメント上役が本当にクズで酷い奴でしたが、実際当時の製糸工場のイメージも“超ブラック職場”だったっぽいな・・という印象です。働いていた女工(工女)さん達は激務だったでしょうね。 こういった女性事情や、第二話でネタになった少女小説など、大正の雰囲気も味わえる当シリーズ。さらなる続編を期待します。
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他のかたも書かれていますが、からくりの謎解きはもうしないんですね…第一弾がとても面白いと思ったので残念です。 ストーリーとしてはまぁまぁかな。
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