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あとかた 新潮文庫
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あとかた 新潮文庫

千早茜(著者)

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あとかた 新潮文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2016/01/01
JAN 9784101203812

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商品レビュー

3.9

74件のお客様レビュー

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2024/11/20

自分としては「ねいろ」の最後の水草くんの言葉が印象的だった。 心のどこかでは望んでいるはずなのに、言葉としてカタチとして表せず自分の中にしまい込むようにする。 心の声を代弁してくれる人に出会えたらそりゃいいだろうなぁ。

Posted by ブクログ

2024/11/10

「ほむら」「てがた」「ゆびわ」「やけど」「うろこ」「ねいろ」 6篇の短篇集。 はっきりと連作短篇を打ち出してはいないけれど、読んでいくと物語同士が繋がっていることが分かってくる。 人と人の関わりの物語なのに、そこはかとなく孤独の匂いが漂う。「一緒にいてもひとり」という言葉が読みな...

「ほむら」「てがた」「ゆびわ」「やけど」「うろこ」「ねいろ」 6篇の短篇集。 はっきりと連作短篇を打ち出してはいないけれど、読んでいくと物語同士が繋がっていることが分かってくる。 人と人の関わりの物語なのに、そこはかとなく孤独の匂いが漂う。「一緒にいてもひとり」という言葉が読みながら頭に浮かんだ。 「ほむら」と「てがた」で色濃く登場し、他の物語でもうっすら存在を示すある男が、得体が知れなくて印象に残った。 飄々としていて、人や物事に対する執着が薄く、それなのに時々執念深いようなやや暴力的な姿を見せたりする。 その男が選んだ道のあとに残された「てがた」。男は一体、どのようなことを考えてその道を選んだのか。 タイトルの「あとかた」という言葉。「あとかたもなく」という表現の仕方もあるように、現実的な形として存在の証は残っていても、その人自身の存在感が透明に近くて、いなくなったあと「あとかたもない」ように感じてしまうこともある。 傷痕のように、見える形で残った「あとかた」も、気持ちのなかではだんだん薄れて、消えていってしまったりする。 全篇通じて、あとかたが残っているのにあとかたもないような、不思議な透明さが漂う小説だった。 今、自分のなかに見えないかたちで残る望まない「あとかた」も、そのうち消えていくのだろうか、と考えながら読み終えた。

Posted by ブクログ

2024/11/09

きっとハマる人にはハマるんだろうなぁ。微かなリンクが気になって一気読みしたが、最後の『ねいろ』と大学生の2人だけにちょっと救われた感じ。スッキリしない。特に不倫専業主婦が大嫌い。身勝手すぎて、傷ついた気になるなとムカつく。それにしても、全員美人すぎ。

Posted by ブクログ