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隔離船団 ハヤカワ文庫SF宇宙英雄ローダン・シリーズ512
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隔離船団 ハヤカワ文庫SF宇宙英雄ローダン・シリーズ512

ペーター・テリド(著者), H.G.フランシス(著者), 嶋田洋一(訳者)

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隔離船団 ハヤカワ文庫SF宇宙英雄ローダン・シリーズ512

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房
発売年月日 2016/01/01
JAN 9784150120467

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商品レビュー

4

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2021/08/12
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※このレビューにはネタバレを含みます

・1023話:隔離船団、ペーター・テリド著 NGZ424年10月30日、アルキストから昆虫戦士や現れた物体が全て消えた。 代わりに色つきのボールが数十万個現れ、住民にぶつかってくるため痣だらけになる被害が始まった。 宇宙空間にある物体はこの話から、”転轍機”と名付けられたようで、Yの字の腕の部分から奇妙な噴射が確認されたのと同時に、アルキストに宇宙ごみも出現した。まさに”嫌がらせ”作戦である。 そして629隻もの宇宙船団(らせん船)も出現した。 ローダンは、”時間転轍機”がセト=アポフィスの新兵器と捉えた。べつの時空とのあいだに通路をつくり物体や生命体を特定の方向に射出すると考えられる。アルファン=ゾル宙域のダウォク=2にも出現しており、現象から銀河に5つある。 ローダンは、ダウォク=2の時間転轍機へハンザ船団から攻撃させたが、破壊できず、解決するのには厄介そうだ。 宇宙船団で現れたセオリ人のエイリングを《ツナミ36》に招き入れて分かったのは、惑星ツァトリで発見された脆弱な病原菌と同じもの?に侵されていたことだ。他の生命体に移さないように、故郷惑星セオル=オ=ロラスから自らを隔離して宇宙を放浪していた。セオリ人は昆虫型で、華奢なところが病原菌とマッチする感じだ。 ツナミで調べたところ、ウィルスの形式導入で銀河系も数十億人が死ぬ可能性が分かった。どうやらただの”嫌がらせ”ではなく、コンピュータの悪性ウィルスの次にセト=アポフィスが送り込む人間へのウィルスのようだ。 しかし隔離船団もエイリングも消えてしまった。 エイリングが《ツナミ36》で調べられたことと、密航しているイホ・トロトとに何らかのつながりがあるに違いない。 (2017.8.12読了) ・1024話:時間塵、H.G.フランシス著 ペリーローダンは無間隔移動で惑星アルキストの商館に到達したが、新し塊りや生物が現れた。 主な舞台は、商館から100kmも離れたところにいるマルレット・ベルガとアニー・ヴォルシェイン、トム・バレットの避難である。アニーはマルレットの夫の恋人で、夫が土塊につぶされて商館に向け一緒に逃げていたのを、狩猟者トムに救われた。 そして3人の目に突然現れたヒューマノイドが、戦いを生きがいにしているキルルと記録係のキキューである。キルルは変わった形(球状胴体)をしていて自分でも描いてみたのだが、表紙とだいぶ違っていた。正解はないのだが。。。 キルルはゼイフ蛇を難なく倒し、さらに突然出現した50mもの高さのロボットも倒してしまった。最後に、《ツナミ36》から飛び出したイホ・トロトと戦い、負けて消えてしまった。ロボット以降の戦いは、往年のロボット通し戦いのようで読み応えがあった。 ローダンが商館のチーフ、アルガー・スターバルに、セト=アポフィスは絶望的状況に追い込まれてい、”それ”はこの超越知性体を殲滅する意図はなくて終演から救いたいと思っていると告げた。 人類は7種族の公会議と同じところにいて、進化の次の一歩は超越知性体になることである。ポジティブな進化を遂げると物質の泉になるが、ネガティヴだと物質の窪地になってしまう。セト=アポフィスは窪地に崩落して永遠に失われそうになっていて、避けるために”それ”の力を奪おうとしている。”それ”はセト=アポフィスとの間に緩衝ゾーンを設けて、できるだけ回避したい。 このような意図は500巻以降に書かれて無かったはずだ。ローダンが解釈したのだろうか? 時間転轍機はセト=アポフィスの武器で、生命体や無機物を送り込み、人類を殲滅しようとしている。その物質は時間をこえて、未来から送り込まれている。これがタイトルの意味か。 新たな時間転轍機が、大マゼラン星雲から遠くないトルペクス商館の管轄内に現れた。アルキスト、アルファン=ゾル宙域のダウォク=2に続いて3つ出てきた。 時間転轍機は、全長20km、Y時に分岐した先端の距離は10kmで、金色に輝いている。宙雷/インパルス砲/麻痺砲/トランスフォーム砲で攻撃しても歯が立たず、低速で近づいたらバリアに衝突させられてしまった。 何もできないと分かったローダンは、太陽系に戻ってしまった。あっさりしている。ローダンの確信は、時間転轍機は試運転中で、この間に対策を練るとのことなのか。 マルレット/アニー/トムは、イホ・トロトが強制された意志により、共に隣の灼熱惑星アルキスタルにスペース=ジェットで向かうが、だまして3人で逃げ出した。 時々我に返るイホ・トロトが、地上から3人に手を振る様子が哀れだ。 (2017.8.14読了)

Posted by ブクログ

2016/01/17

まあ、突然起こった未来からの攻撃に打つ手が無い状態で困ったローダン。 トロトが混乱を引き起こす気配。 さてどうなるか?ちょっとハラドキですが次が楽しみだな。

Posted by ブクログ

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