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初めてづくしの家 ふたりのママと妹 フランス書院文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | フランス書院 |
発売年月日 | 2015/12/01 |
JAN | 9784829641231 |
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初めてづくしの家 ふたりのママと妹
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商品レビュー
4
1件のお客様レビュー
官能描写に特化した続編
公式アナウンスはないが、登場人物やストーリー展開から前作『幼なじみの母娘vs.熟母-新しい家族』の続編と判断できる。前作が未読でも本作を読み進めることはできるが、続編と公表しないのは不思議であり、せめてタイトルか表紙カバーイラストで関連性を持たせるくらいの配慮はあって然るべきかと...
公式アナウンスはないが、登場人物やストーリー展開から前作『幼なじみの母娘vs.熟母-新しい家族』の続編と判断できる。前作が未読でも本作を読み進めることはできるが、続編と公表しないのは不思議であり、せめてタイトルか表紙カバーイラストで関連性を持たせるくらいの配慮はあって然るべきかと思われる。まぁ、それはともかく、紆余曲折あって家族となった幼馴染みの母娘【真里子&水希】と実母【恭子】との1ヶ月後を描いたのが本作である。 本作では義母・義妹・実母の3人がヒロインと相成った訳だが、そんな設定の違いは作者自身も大きく捉えてはいないようで、元より前作で物語としては完結して後の火種も特にないことから単なる「その後」にせざるを得なかったようにも写る内容である。つまりは官能描写のオンパレード。しかも時を変えて回数多く描かれるのではなく、情交としては一度なるも場所を変えて体位を変えての連続責めである。作者お得意の「延々と続く情交」が紙面の都合で尻切れトンボになることも従前はあった中で今回はみっちりいやらしく描かれているのは好ましい。まだヤッてる、ずーっとヤッてる、果てても果ててもヤッてる描写には現実性を超えた淫靡さがあった。 そのお相手は真里子である。前作に引き続き真里子がメインということで、この世界は真里子を中心に回っていることが改めて分かるのだが、これによって縄で縛られ、お尻も穿たれ、遂には「もぅ、許して」と思わず口にしてしまうほど責められ続ける真里子の痴態が存分に味わえる良さはあったものの、水希と恭子についてはほとんどサブヒロインな扱いになってしまったのが惜しまれるところか。真里子の部分を多少なりとも削れば水希と恭子、果ては最後の4Pにしても頁を割くことは容易に可能と思えるほど真里子との情交が大勢を占めているのだが、娘とともに少年を愛してしまった母の懊悩とそこからの解放、その結果としての母娘丼な3Pまでを主軸に据えたものと解釈するしかあるまい。 元来は心優しい少年主人公が睦言では名前を呼び、時には呼び捨てにもしながら不意に「ママ」とも呼ぶ立ち位置の変化を姑息と感じるギリギリ手前の絶妙な匙加減で描くのはさすがの一言。そんなご主人様風情は特に要らないけどなぁ、むしろ従ってばかりではない真里子も見たいんだけどなぁ、と思いつつも興奮度の向上に寄与しているのがニクいところである。
DSK