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よくわかる!教育・保育ハンドブック 保育の質を上げる10のポイント
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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 フレーベル館
発売年月日 2015/12/01
JAN 9784577813898

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商品レビュー

3.5

2件のお客様レビュー

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2018/07/04

保育の質を上げるってどういうことなの? 指針を読んでも漠然としていて見えにくい…そんな風に感じている人に、具体的な視点を内側から見せていただける一冊です。 事例を通して視点を蓄積し、引き出しを増やしていくことができると思います。 視点が増えるほどに禅問答のように深まり、万華鏡のよ...

保育の質を上げるってどういうことなの? 指針を読んでも漠然としていて見えにくい…そんな風に感じている人に、具体的な視点を内側から見せていただける一冊です。 事例を通して視点を蓄積し、引き出しを増やしていくことができると思います。 視点が増えるほどに禅問答のように深まり、万華鏡のように広がる理解のかけらの中で、「いま、この場面はこういった視点が大切なのでは?」と腑に落ちる感覚が、自分の内側で訪れるのではないでしょうか。

Posted by ブクログ

2016/05/07

2015年度より保育の新制度が始まっており、特に注目されているのが「認定こども園」である。認定こども園自体は既に存在していたが、新制度の認定こども園は「幼保連携型」とされ、認定こども園のための『教育・保育要領』が新たに作成されている。 これは『保育所保育指針』と『幼稚園教育要領...

2015年度より保育の新制度が始まっており、特に注目されているのが「認定こども園」である。認定こども園自体は既に存在していたが、新制度の認定こども園は「幼保連携型」とされ、認定こども園のための『教育・保育要領』が新たに作成されている。 これは『保育所保育指針』と『幼稚園教育要領』を一体化し、かつ上記の2種類の指針・要領が改訂する予定の内容を先取りしたものとなっているという。 本書はその『教育・保育要領』および『教育・保育要領解説』を具体的にイメージしやすくするために書かれたもので、本来は現場で働く保育教諭向けだが、保護者にとっても分かりやすいのでオススメできる。 保育を受ける側、または保護者にとっての大きな変化としては、3点が挙げられそうである。 1つは年齢別に完全に活動が分かれるわけではなく、幅広い年齢が関わり合いながら生活していくことだ。 2つめは保護者参加型を目指していることである。保護者が保育・教育サービスとして任せきりにするのではなく、保育内容の「見える化」や保護者の保育教諭体験、かつ現在の保育所で行われているような育児相談に乗るなどの支援なども目指されている。 3つめはいわゆる「アクティブ・ラーニング」型が目指されており、保育教諭はファシリテーター的な役割を求められていることだ。子どもは自発性や協調性を身に付けながら、保育教諭は意見を押し付けるのではなく、子どもから引き出すような役割が求められている。 一方で、それらの変化には課題もあるようである。これは従来の「保育所」「幼稚園」という枠組みから制度はすぐに変化できても、働いている保育教諭や保護者の認識は簡単には変化できないことから生じているように思える。 例えば、保育所では保護者は働いているため、保育所での活動に参加する余裕はなく、逆に「預けている時間は育児から離れることで働くことに集中できる」という面がある。 一方、幼稚園ではPTAが存在するなど保護者の役割が一定存在し、行事への参加や、子どものための手作り作業なども多くある。 認定こども園では保護者参加型が目指されているが、園内の子どもをとりまく家庭事情等はこれまでの「保育所」「幼稚園」よりも多様化せざるをえない。 そういったギャップは、保護者同士はもちろん、「保育所経験者の保育士」と「幼稚園経験者の幼稚園教諭」の間でも大きいようである。 新制度はまだ始まったばかりであり、保育教諭と保護者とで模索しながら微調整が必要な状況にありそうだ。

Posted by ブクログ

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