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たましいのふたりごと

川上未映子(著者), 穂村弘(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 筑摩書房
発売年月日 2015/12/01
JAN 9784480815279

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商品レビュー

3.4

34件のお客様レビュー

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2024/04/16

読みながら、わたしも思うことがたくさんあるなあと思って、近くにいる人に同じ話を持ちかけ、議論をした 価値観の違いって言葉が良い意味で感じられる本

Posted by ブクログ

2023/09/26

編集部はじめにより (穂村弘さんと、川上未映子さんの)お二人にそれぞれこれまで生きてきたなかでこだわりのある言葉を26個ずつあげていただいて、編集部からも26個、計78個の言葉について話していくーという本だそうです。 「永遠」川上さんが挙げた「永遠」といわれて思い出すものは笹...

編集部はじめにより (穂村弘さんと、川上未映子さんの)お二人にそれぞれこれまで生きてきたなかでこだわりのある言葉を26個ずつあげていただいて、編集部からも26個、計78個の言葉について話していくーという本だそうです。 「永遠」川上さんが挙げた「永遠」といわれて思い出すものは笹井宏之さんの『えーえんとくちから』。 穂村さんはランボーの詩。 「また見付った、/何が、/永遠が/海と溶け合ふ、/太陽が」こういう会話が日常的にできるのって憧れます。 「お別れ」(川上さんが挙げた) 「お別れ」がこの世でいちばん本質的なイベントだと思うんですけど、穂村さんはどうですか?と訊かれているのが印象的。 弔辞って不思議なアイテムで、本当に伝えたいひとはもうそこにはいないのに、いちばんそのひとに伝えたいことが言われる。だから穂村さんが生きているうちに弔辞を書いて伝えておくべきじゃないかって真剣に考えたりするんですね。ーと川上さん。 また穂村さんが「先日、文芸評論家で創作も教えている池上冬樹さんと喋ったんだけど、彼は本当に虚栄心を感じさせないひとで、いい先生ってこういうひとだと思ったのね。先生が生徒の作品に次々とコメントしていくときって、いつもうまく言葉を選べるとは限らない。ある作品についてつい悪く言ってしまった場合に、その作者は傷つくよね。でもいい先生だと、そこまで傷つかない、真っ暗なところまで落とさないというか、人格的な灯りが常についている。」 とおっしゃられているのは、私は今は通っていませんが、私たち「山形小説家・ライター講座」の世話役である恩師の池上冬樹先生がいきなり登場され大変褒められているので、とても嬉しく思いました。池上先生は本当にいい先生なんです。穂村さんのお話にはオチもありますが、それは内緒です。 穂村さん、来年は是非山形の講座にいらっしゃってください! 川上さんが、お子さんのことを「オニ」と呼び、穂村さんに「将来のオニと話しているみたいで不安になる」と話されていたのが可愛かったです。 「オニ」はいま、幾つになられたのでしょう。

Posted by ブクログ

2023/05/02

穂村弘が装ういつもの確信犯的な自意識過剰キャラ(戦略的に腹を見せる感じ)と川上未映子の開けっ広げ感。その二人が、様々なお題で無駄話を展開。面白くないわけがない。どの話もテンポよく切り上げて次に行くところ(編集の力でしょう、きっと)も小気味よい。

Posted by ブクログ

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