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インディラ・ガンディー 祖国の分裂・対立と闘った政治家〈インド〉 ちくま評伝シリーズ〈ポルトレ〉
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インディラ・ガンディー 祖国の分裂・対立と闘った政治家〈インド〉 ちくま評伝シリーズ〈ポルトレ〉

筑摩書房編集部(著者)

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インディラ・ガンディー 祖国の分裂・対立と闘った政治家〈インド〉 ちくま評伝シリーズ〈ポルトレ〉

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 筑摩書房
発売年月日 2015/12/01
JAN 9784480766397

インディラ・ガンディー

¥385

商品レビュー

3.5

3件のお客様レビュー

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2020/05/04
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

恥ずかしながらインディラ・ガンディーについてよく知らなかったが、とあるきっかけで手にした本書。インドにこのような女性政治家がいたとは。イギリスでマーガレット・サッチャーが首相になる十数年前にインドで首相になった彼女の生涯がまとめられた本書。強い意志で政治家になったというよりは、家庭や周囲の環境に押し流されるように導かれていったように思うが、やるとなったら一転射殺されるまでインドの国民のために奮闘した彼女の人生を知ることができた。 抱える問題が多かったインドにおいて、なかなか政策が功を奏することはなかったかもしれないが、彼女が尽力した痕跡はより多くの人に知られるべきと思う。

Posted by ブクログ

2017/08/24

ネルーの娘 ガンジーと血縁関係はない ※夫との結婚はカーストの問題があり ネルーは反対 妹尾河童の本に出てきたインディラ(パイプ)カット などの話はなし 経済政策などへの批判もなし

Posted by ブクログ

2017/06/25

(2017.06.14読了)(2017.06.12借入) 副題「祖国の分裂・対立と闘った政治家」 インディラ・ガンディーは、インド建国の父、ジャワハルラル・ネルーの一人娘で、1966年から1977年までと1980年から1984年までの二度インドの首相を務めました。 略歴は、以下の...

(2017.06.14読了)(2017.06.12借入) 副題「祖国の分裂・対立と闘った政治家」 インディラ・ガンディーは、インド建国の父、ジャワハルラル・ネルーの一人娘で、1966年から1977年までと1980年から1984年までの二度インドの首相を務めました。 略歴は、以下のようです。 1917年11月19日、インディラ・ブリヤダルシニ・ネルー、アラハバードで誕生 1936年2月28日、母カマラ結核で死亡 1942年、フェローズ・ガンディーと結婚 1944年、長男ラジブ誕生 1946年、次男サンジャイ誕生 1947年、父ネルーがインドの初代首相・外相に就任 1960年、夫フェローズ死亡 1964年、ネルー首相病死。シャストリ新首相の内閣に情報・放送大臣として入閣 1966年、シャストリ首相病死。インディラ・ガンディー首相就任 1977年、総選挙で落選 1980年、第二期インディラ・ガンディー政権誕生。次男サンジャイ飛行機事故で死亡 1984年10月31日、シク教徒警備兵に射殺される。長男ラジブ・ガンディー首相就任 1991年、ラジブ・ガンディー、タミル人の爆弾テロで暗殺される 【目次】 はじめに 第一章 孤独だった少女時代 第二章 母の死と海外留学 第三章 インド初の女性首相の誕生 第四章 ネルー外交の堅持と不評の新政策 第五章 ガンディー暗殺と残された遺書 巻末エッセイ 「インディラ・ガンディーさんのこと」山折哲雄 年表 読書案内 設問 ●カースト制度(43頁) 北部ではハリジャン(不可触民)でもみんなと一緒に食事を摂ることがありましたが、古い因習が根付いている南部では厳格にカーストが守られていて、彼らは同席できません。 ●パーシー教(59頁) インドの絶対多数派はヒンズー教で、次がイスラム教です。このふたつで九割以上を占めています。ほかにシク教、キリスト教、ジャイナ教、仏教、パーシー教が小数は宗教として存在します。フェローズが帰属するパーシー教は、古くはペルシャから逃れてきた人たちで、限られた地域に固まって暮らしていました。その子孫がフェローズなのです。 ●タゴールの言葉(68頁) 子どもはすべて、神が人間に絶望してはおられないことを伝えたまうために、この世に遣わされた使者なんだ ●首相就任(109頁) インディラの首相就任は1966年1月24日。西側の先進国でも女性首相が誕生するのはずっと後のこと。男尊女卑の風潮が根強いインドで女性首相が誕生したのは、それだけ画期的な出来事であったのです。 ●検閲(135頁) 国内は混乱状態にあり公用語問題によって誘発された暴動や地方の分権運動が各地で渦巻いているときに、いくつかの新聞には無責任な記事が掲載され、これが有害な結果をもたらしました。これを繰り返さないのは政治家の義務であり、検閲の規制の理由です。意図的に歪曲したニュースや悪意と挑発に満ちた論評が社会の混乱を招いたことは事実なのです ☆関連図書(既読) 「マハトマ・ガンジー」蝋山芳郎著、岩波新書、1950.03.10 「ガンディー主義」ナンブーディリパード著・大形孝平訳、岩波新書、1960.05.20 「ガンジー」坂本徳松著、旺文社文庫、1965.. 「ガンディー 反近代の実験」長崎暢子著、岩波書店、1996.04.05 「ガンジー自立の思想」M.K.ガンジー著・片山佳代子訳、地湧社、1999.06.10 「ガンディー『獄中からの手紙』」中島岳志著、NHK出版、2017.02.01 「ネール」木村毅著、旺文社文庫、1965.. 「インド・パキスタン現代史」蝋山芳郎著、岩波新書、1967.02.20 「南アジア 地域からの世界史5」辛島昇著、朝日新聞社、1992.04.20 「インド」上野照夫著、カラーブックス、1963.04.01 「不可触民」山際素男著、知恵の森文庫、2000.10.15 「アラハバード憤戦記」牧野由紀子著、アイオーエム、2001.05.10 「ヒンドゥー・ナショナリズム」中島岳志著、中公新書ラクレ、2002.07.25 「インドで考えたこと」堀田善衛著、岩波新書、1957.12.19 「インド行脚」藤原新也著、旺文社文庫、1982.07.23 「ビジネスマンのためのインド入門」マノイ・ジョージ著・鶴岡雄二訳、新潮OH!文庫、2002.06.10 (2017年6月25日・記) 内容紹介(amazon) 宗教対立、身分制度、貧困問題・・・・・・。植民地支配からの独立を経てもなお、もがき苦しむ大国インドを率いた女性指導者の悲劇の生涯。解説 山折哲雄

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