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心のなかを描きたい! 色も形も自由なポスト印象主義 美術っておもしろい!4
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 彩流社 |
発売年月日 | 2015/12/01 |
JAN | 9784779124181 |
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心のなかを描きたい!
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1件のお客様レビュー
ポスト印象主義の代表的画家、ゴッホを主に、ゴーガン、セザンヌ、スーラ、ムンクなども取り上げる。 以前、ゴッホ展が開催された時、会場には多くの人が訪れていた。 これほどまでにゴッホの人気があるのは、その力強い筆使い、はっきりとした色使い、誰にもある心のなかの「渦」を描きとったよう...
ポスト印象主義の代表的画家、ゴッホを主に、ゴーガン、セザンヌ、スーラ、ムンクなども取り上げる。 以前、ゴッホ展が開催された時、会場には多くの人が訪れていた。 これほどまでにゴッホの人気があるのは、その力強い筆使い、はっきりとした色使い、誰にもある心のなかの「渦」を描きとったような表現方法に理由があるのだろう。 明るい光を求めて、理想を追いかけて、心のなかの炎を燃やし続けたゴッホ。 その炎はあまりにも強くて、彼自身をも燃やし尽くしてしまった。 しかしだからこそ、人々はその彼自身でもある絵画に惹きつけられるのだ。 彼が共に暮らしたことのあるゴーガンもまた、一度見ると忘れられない絵を描く。 タヒチ語のタイトル、幻想的な世界。 彼は絵が売れたために生涯フランスに帰ることなく亡くなった。 愛娘の死、年若い恋人との暮らし、自身の病......。 波乱万丈、それが「われわれはどこへ行くのか、どこから来たのか」、そんな問いになった。 この二人の生涯を知ると、絵の中に描かれた「心」がより深く感じられる。 渦巻いていたのはどんな心だったのか。 強いタッチから読み取れるものは少なくない。 もちろん、本書は入門書なので、そんな彼らの背景を知らなくても楽しめる。 真赤な背景、あえて平坦な場面構成など、好きだな、嫌いだな、なんだか心がざわざわするな。 そんな心の動きだけだって全く構わない。 大切なことは、その絵を見て、自分がどんな心の動きをしたのか感じること。 穏やかな印象派の絵画とは違う心の炎を体験してほしい。
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