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そして、星の輝く夜がくる 講談社文庫
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そして、星の輝く夜がくる 講談社文庫

真山仁(著者)

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そして、星の輝く夜がくる 講談社文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2015/12/15
JAN 9784062930444

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商品レビュー

4.1

27件のお客様レビュー

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2024/08/14
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※このレビューにはネタバレを含みます

小野寺徹平 神戸から遠間市立第一小学校に応援に来た先生。六年二組の担任。妻、娘を阪神大震災で亡くした。 遠藤悟朗 わんぱくそうな児童。妹のぜんそくがひどい。父は農協職員、母は市役所職員。 大谷幸夫 小柄な生徒。 松井奈緒美 長身で大人びた雰囲気の児童。父は漁師で、津波で家と船を失って避難所暮らしを続けている。副委員長。 千葉哲 学級委員長。 三輪明菜 三浦 被災死した元の担任。 友田太郎 震災でケガをしたせいて丸刈りになった。 田丸 地元で写真店をやっている。 冨田和代 六年一組の担任。 田窪洋一 六年一組の児童。 保科圭子 一組の児童。不登校。 福島智史 震災が原因で転校してきた児童。父親は東京電力福島第一原子力発電所に勤務している。 亜紀 福島の妹。二年一組。 三木まどか 教員になって三年目。以前は遠間南小学校に勤めていた。 滝野敏也 フリージャーナリスト。 糸井沙也加 遠間南小学校で被災した亡くなった五年生。 伊藤 教務主任のベテラン教諭。亡くなった遠間南小学校校長の夫人。 吾妻 遠間南小学校教頭。 相原さつき 災害ボランティア。小野寺が九五年に被災したときに担任を務めた五年三組の学級委員長。 あんちゃん 中井俊。地元で結成された被災者支援団体「地元の御用聞き」のリーダー。 畑野康司 阪神深江駅前で居酒屋を営む。小野寺が一九九四年度に担任した。 水口義光 小野寺が一九九四年度に担任した。東大から国土交通省入省というクラス一のエリート。 橋本健太 小野寺が一九九四年度に担任した。トラック運転手。 翔平 奈々 桃子 震災で亡くなった児童。 玉恵 小野寺が一九九四年度に担任した。神戸市内の小学校で教鞭を執っている。 時田直之 小野寺が一九九四年度に担任した。教師。 奥本咲子 小野寺が一九九四年度に担任した。アパレルに勤める。 工藤雄輔 小野寺が一九九四年度に担任した。清酒会社に勤めている。 敬子 小野寺の妻。 恵美 小野寺の娘。 森永 元深江小学校校長。 田中珠里 六年三組。津波で母を亡くした。

Posted by ブクログ

2024/03/30

ハゲタカのイメージとは一線を画す作風。 経済小説メインかと思いきや、解説で阪神大震災の被災者とのこと。 おそらく言えなかった本音の部分がこの本を通じて表現されているんだろう。 震災を忘れないでとはどういうことなのか等、一つ一つの言葉が重たい部分もあるが、前向きに生きていくため...

ハゲタカのイメージとは一線を画す作風。 経済小説メインかと思いきや、解説で阪神大震災の被災者とのこと。 おそらく言えなかった本音の部分がこの本を通じて表現されているんだろう。 震災を忘れないでとはどういうことなのか等、一つ一つの言葉が重たい部分もあるが、前向きに生きていくための考え方が、まいど先生を通じて語られる良い作品だった。

Posted by ブクログ

2024/03/10

会社の先輩に3冊本をお借りした同じシリーズで3冊。 先ずは一冊目。 この本は東日本大震災後の東北が舞台になっている。 忘れもしない。あの日。 私が36歳の時、ちょうど主任研修を受けている時だった。 会社ではなく、浜名湖畔の研修センターに全国から社員が集まり、研修を受け、親...

会社の先輩に3冊本をお借りした同じシリーズで3冊。 先ずは一冊目。 この本は東日本大震災後の東北が舞台になっている。 忘れもしない。あの日。 私が36歳の時、ちょうど主任研修を受けている時だった。 会社ではなく、浜名湖畔の研修センターに全国から社員が集まり、研修を受け、親睦を深める為の宿泊研修の2日目だった。 班ごとに机を合わせ、筆記中。。。 私のペットボトルのお茶が揺れていた。 「あ、地震だ。」 私が言うと、班のメンバーは、 「消しゴムだよ。」 と。(・・;) そのうち、全員が異変に気づき始める。 大きく研修センターが揺れ始めたのだ。 震度3くらいだったはずだが、大きく、長い揺れだったことを記憶している。 揺れが収まった頃、人事担当の人が研修開場に飛び込んできた。 「東京方面の人、すぐに帰り支度をしてください。帰れない可能性があります。直ぐに支度してください! 関西方面の方はそのままお待ちください。」 東京方面から参加していた人がゾロゾロと開場を後にした。 暫くすると、全員に帰宅命令が。 「電車が止まっています。浜松方面の人も帰宅出来ません。車でお越しの方は、浜松方面の方を乗せていってあげて下さい。」 私は同じ工場の方を乗せて帰宅した。 本当は高校時代の友達と飲み会の予定があったのに、飲み会は勿論中止(-。-; ↑こんなことくらいでぶつくさ言ったらバチが当たりますね。 その日は結局東京方面の人は帰宅出来ず、もう一泊することになったらしい。 さて、この本は、東日本大震災被災地にある遠間第一小学校に、自身も阪神淡路大震災での被災経験がある小野寺徹平が、神戸から応援教師として赴任してくるところから始まる。 関西弁の面白おかしい小野寺先生。 関西人らしく、ユーモアのセンスも溢れている(^^) 被災地の子供たちの裡に秘めていた我慢を心配し、子供たちが本当に嫌だと思っていたことを書き記し「わがんね新聞」を発行したり、福島原子力発電所に勤める父親を持つ転校生が「“ゲンパツ”」と同級生から呼ばれていた問題に真っ向から向かったり、学校からの避難の最中に教え子を亡くした教師の苦悩を救った。、災害ボランティアの問題に首を突っ込んだり。。。 小野寺先生の奮闘から、小学校を舞台に被災地のリアルが伝わる物語。 教師の物語だが、GTOや、ごくせんのやんくみのようなすっごい先生って感じでもなく、どちらかと言うと校長の方が、スラムダンクの安西先生のような雰囲気でかっこいいかな?? 次に進みます( ̄^ ̄)ゞ

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