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里山産業論 「食の戦略」が六次産業を超える 角川新書
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | KADOKAWA |
発売年月日 | 2015/12/01 |
JAN | 9784040820446 |
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里山産業論
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主に、地域(田舎)の観光と食育についての話だった。 地域が衰退している。古い町並みは壊され、地域一帯となり何日かかけて見る場所がない。だから観光客はこない。イベントをしても一過性のもので、地域活性化に結びつかない。 「おいしい」「生産量日本一」では消費者はひきつけられない。 その...
主に、地域(田舎)の観光と食育についての話だった。 地域が衰退している。古い町並みは壊され、地域一帯となり何日かかけて見る場所がない。だから観光客はこない。イベントをしても一過性のもので、地域活性化に結びつかない。 「おいしい」「生産量日本一」では消費者はひきつけられない。 その課題を解決する方策を……という導入から入る。 (観光立国論を書いたデービッドアトキンソン氏と地域再生を民間から手がけ、行政のあり方の問題を指摘する木下斉氏の本の内容に似ているな、と思ったら、参考文献に彼らの本がずらりと並んでいるので、彼らの受け売りで書いている部分も大きそうだ。地域再生と日本の観光についての問題点を知りたいなら、この本より彼らの本を読んだ方がわかりやすく、納得できる) 著者の主張は、 ・「おいしい」というだけでなく、様々な表現ができるような教育を子供達にすること。ながら食べではなく食べ物に向かい合い、その味をよく考える食べ方の教育。 ・地域が一体となる観光をつくること(客観的な食べ物のおいしさの採点、町並み保全など) ・食べ物は「食べ方」と一緒に知らせ、本などにまとめること。 といったことだった。 外国の事例や日本の地域の事例などを紹介して、なるほど、と思わせる。 では自分の地域では何ができるだろう、と考えてみると……自分の地域でも食べ物の食べ方を本にまとめた組織があるが、仲間内の人が買っているだけで一般に知られてはいない。 教育という即時性がないものであると、最初に問題と指摘した一過性の食イベントと比較して良いと明確に言えない。 実際に、著者の主張で、タイトルの通り里山を産業ベースにのせられるだろうか……。 そもそも著者が産業にできているのか?と疑問になった。著者が介入したことで、地域の町並みはどう変わっただろうか、つくった本の普及はどれだけできて、出版前後で作物の売れ行きにどんな影響があったのか。著者の活動による成果数値はでてこない。 読んでいるときは、わくわくしたが、読み終わって一歩冷静になると、効果があるのか疑問に思った。
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里山シリーズ。 海外ならびに日本各地のローカルのプロモーション成功例が諸々載っている。 島根県海士町ってのはちょっとおもしろそうだなと思った。
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・イタリアでの「味覚のワークショップ」 表現と言語と観察力が広がり、食べ物の見方が180度変わる ・味覚を「ガストロノミー」として学問の分野に引き上げたのが フランスの美食家 サヴァラン。 ・島根県海士町 視察受け入れ 一人3,000円 オリエンテーションと2時間...
・イタリアでの「味覚のワークショップ」 表現と言語と観察力が広がり、食べ物の見方が180度変わる ・味覚を「ガストロノミー」として学問の分野に引き上げたのが フランスの美食家 サヴァラン。 ・島根県海士町 視察受け入れ 一人3,000円 オリエンテーションと2時間の町内視察 テーマを聞いて設定。 ・ユーザー視点からは、観光の広域連携が必要。 ・空家の仏壇の魂を位牌に移す 抜魂 を僧侶に頼み、 空家を貸す心理的抵抗を和らげる。 ・健康な未来を子供達に手渡す。
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