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青年と雑誌の黄金時代 若者はなぜそれを読んでいたのか
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青年と雑誌の黄金時代 若者はなぜそれを読んでいたのか

佐藤卓己(編者)

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青年と雑誌の黄金時代 若者はなぜそれを読んでいたのか

定価 ¥3,740

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店
発売年月日 2015/11/28
JAN 9784000610803

青年と雑誌の黄金時代

¥2,475

商品レビュー

4.5

4件のお客様レビュー

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2024/06/24

メディア史はある意味、自身と関連を見いだせずに無味乾燥なものでも、それが受容された時代などを推し量るという行為を通じて興味深く映る。 各執筆者の労作がこのような形で繙けるのは好事家にはありがたい。 受験周りの話は、サラリーマンのメディア史などでも触れていたが、より雑誌単位での...

メディア史はある意味、自身と関連を見いだせずに無味乾燥なものでも、それが受容された時代などを推し量るという行為を通じて興味深く映る。 各執筆者の労作がこのような形で繙けるのは好事家にはありがたい。 受験周りの話は、サラリーマンのメディア史などでも触れていたが、より雑誌単位での考察が深められていたのはこの書物ならではだったと思う。

Posted by ブクログ

2019/11/18

若者向けの雑誌の歴史などがわかります。第九章の『百万人の英語』などには青春の思い出もあり、興味深く読みました。思えば、日本人と英語の関係もずいぶん変わってきたようですね。(コアラ)

Posted by ブクログ

2016/01/20

「ここではないどこかを夢みる近未来への想像力は、定期性をもった雑誌によって育まれる」という視点で振り返る昭和の雑誌が育んだ青春の熱き渇き。青年(rising generation)が若者(younger generation )という言葉に置き換わり、大人への過程ではない大人と切...

「ここではないどこかを夢みる近未来への想像力は、定期性をもった雑誌によって育まれる」という視点で振り返る昭和の雑誌が育んだ青春の熱き渇き。青年(rising generation)が若者(younger generation )という言葉に置き換わり、大人への過程ではない大人と切り離されたマーケティングターゲットに成り代り、そして青春という言葉でさえ死語と化した今、雑誌はどんどん衰弱していっています。雑誌の青春時代は社会の青春時代。SMAP「夜空ノムコウ」の「あのころの未来に僕らはたっているのかなぁ…」という歌詞が浮かびます。関係ないけど、疲れ切った中年5人組の生謝罪の翌日一気読み。そう言えば、同じ時間帯のNHKで主婦を読者にして共感のコミュニティーを育てている編集長を取り上げていたなぁ…我々の社会はもう一度、ここではないどこかを夢みることができるのでしょうか?

Posted by ブクログ

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