ANTIFA ヘイト・スピーチとの闘い路上の記録 秋山理央写真集

秋山理央, 朴順梨

• 販売会社／発売会社: 鹿砦社
• 発売年月日: 2015/11/21
• JAN: 9784846310783

商品レビュー

2024/03/16

ヘイト・スピーチを止めろ!
全国の路上でヘイト・スピーチと闘うカウンターの姿を追った秋山理央、初の写真集!
「ヘイト・スピーチ」が新語・流行語トップテンに選ばれた2013年、京都朝鮮学校へのヘイト・スピーチに違法性を認める判決が最高裁で確定した2014年、国会でヘイト・スピーチへの法規制が議論されるまでになった2015年に渡り、その社会的影響の原動力となった、全国の路上でヘイト・スピーチと闘う人々を追う秋山理央によるドキュメンタリー。
2013年、ワールドカップをきっかけに起こった嫌韓ムードを追い風に結成された在特会は、ありもしない生活保護受給などで在日コリアン特権を廃止するためを名目に、新大久保での在日コリアンが経営する店があるコリアンタウンを練り歩きながら在日コリアンが経営している店に襲撃して店員や客を恫喝する脅迫行動「お散歩」などで在日コリアンにヘイトスピーチを行うなど人権侵害行為を繰り返した。
在特会のヘイトスピーチに対抗するために結成された地元民の有志の団体には、人権侵害行為から在日コリアンなどを守るために多数の市民が加わった。
警察に守られてヘイトスピーチを繰り返す在特会の街宣活動は、アンチヘイトスピーチ・カウンター団体により次第に無効化され、市などへのヘイトスピーチを規制する法律の制定によって在特会は活動出来なくなった。
アンチヘイトスピーチ活動に参加する名もない市民たちは、性別も人種も様々で、あくまでも非暴力で人間の盾となって在日コリアンなどを守りつつ、ヘイトスピーチについて周知活動を行った。
市民により人権擁護が成された歴史の1ページを記録した写真集。

2016/03/15

11月の東京大行進のとき、歩道側からデモ隊にカメラを向ける黒尽くめのイケメンがいて誰だろうと思っていたら名前だけ知っていた秋山理央さんだった。
いま、やっと彼の写真集ANTIFAを手にして嬉しい！