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キャパの十字架 文春文庫
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キャパの十字架 文春文庫

沢木耕太郎(著者)

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キャパの十字架 文春文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 2015/12/04
JAN 9784167905163

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キャパの十字架

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商品レビュー

3.8

23件のお客様レビュー

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2024/10/23

1枚の写真の違和感からその正体を追い求めていく。 時間がかなりかかっているがそれは必要な時間だったんだなと思わせる。

Posted by ブクログ

2024/03/31

「崩れ落ちる兵士」は実際の戦場で撮られたものではない、は現在はもうほぼ通説ですが、まだ全く有名な説じゃなかった頃の筆なので研究者への取材も含め当時の勢いがあって面白かったです。カメラの縦横比率や前後の写真から「撮ったのゲルダでは?」に進むのはミステリーめいてた。

Posted by ブクログ

2023/03/12

▼「キャパの十字架」沢木耕太郎。初出2013文芸春秋社。 この本を、新刊当時から「あ、読んでみたいな」と思っていて。 去年の段階で「よし、読もう」と購入し。「どうせならこの一冊を愉しむために・・・」と、準備運動読書を決意。 キャパは ・ハンガリー生まれ ・スペイン内戦で名を成した...

▼「キャパの十字架」沢木耕太郎。初出2013文芸春秋社。 この本を、新刊当時から「あ、読んでみたいな」と思っていて。 去年の段階で「よし、読もう」と購入し。「どうせならこの一冊を愉しむために・・・」と、準備運動読書を決意。 キャパは ・ハンガリー生まれ ・スペイン内戦で名を成した とは知っていたので、 ・図説 ハンガリーの歴史 ・誰がために鐘は鳴る(上下) ・ロバートキャパ写真集(岩波文庫) ・物語スペインの歴史人物編 ・物語スペインの歴史 ・ちょっとピンぼけ・ロバートキャパ自伝 ・評伝&写真「ロバート・キャパ」 ・評伝「キャパ その青春」「その戦争」「その死」 と11冊を積み上げてきてとうとうゴールに至りました。 なんですが、ちょっと拍子抜けでした(笑)。 ▼要は、キャパがスペイン内戦で撮った「崩れ落ちる兵士」という有名な写真が ・やらせなんじゃないか ・ひょっとしてシャッター切ったのは恋人のゲルダだったんじゃないか というだけの本だったんです。 ▼その疑惑は極端に言えば発表当初からずーっとあった訳ですが、2007年にその時期のキャパやゲルダの未発表写真が2007年に大量に世に出たことを受けて、の一冊なんです。 ただ、メキシコのスーツケースから発見されたので「メキシカン・スーツケース」とキャパ業界(笑)では呼ばれているその発見でも、ぎりぎりのところ分かんないんですね。ただ、前後関係と考えると、「やらせ・仕込み」であることは、ほぼほぼ状況証拠は真っ黒、ということなんです。 で、それ自体は実はそんなに新奇なことではない。2012年の本「ロバート・キャパ」(原書房)でもほぼその線で描かれています。それに、キャパのオモシロサっていうのは別段それでも色あせないわけで。 ▼そこから沢木さんは、更に状況証拠で「これって実はシャッター切ったのはゲルダなんじゃないか」という線でいろいろ調べるんですけれど、これは結局なんにも確たる証拠は出てこない。 「やらせでしかも別人が撮ったとしたら、スキャンダラスで衝撃だよね」 という煽りをがんばってやって、それをやや大げさ気味に「すごいことだ」と言っているだけみたいな本で・・・。 ▼沢木さんもそうだと思いますが、僕もプロには程遠いけれどモノクロアナログの35mmフィルムカメラ撮影と暗室ワーク、というのは昔けっこう体験したんですが。その感覚からするとこの本の中で沢木さんが 「雲の感じが光の感じが」とか「この表情を別アングルから数秒の間に撮るのは不可能」とか割と断定気味に推論しているのが、全然腹に落ちないんですよね…。「いやそんなの暗室ワークでいくらでも変わっちゃうでしょ」とか「いやいや、全然できるでしょ」とか思ってしまう。  そう思う自分を正当化するつもりはあんまりないんですけれど、そう感じたことは感じてしまうし、全体に「スキャンダラスで価値のある発見だ」という方向に持っていきたい感じ、というのが、感傷的な語り口とともにちょっと匂ってしまいました。 ▼沢木さんはその語り口も含めて「テロルの決算」とか「危機の宰相」とかは大好きだったんですけれど。やはりこの手のフリーでノンフィクションでという仕事で言うと、うーん、なんというか「飛びついてみたけれどたいしたことなかったんだけど後に引けないから大したことがあったという論調で書かないと商品にならない」みたいなことはまあ、あるだろうなあ、と…。 ▼なんだけど、この一冊に向けて旅してきたここまでの読書は大変に満足でした。そういう意味では感謝感謝の一冊です。

Posted by ブクログ

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