カナヘイのゆるっと小動物がいっぱい

カナヘイ(著者)

• 販売会社／発売会社: パルコ
• 発売年月日: 2015/11/01
• JAN: 9784865061505

商品レビュー

2024/04/30

イラストが可愛いのは勿論なんですが、台詞だったりタイトルだったりのワードチョイスが絶妙で、カナヘイさんの作品のそういう所も大好きです！
どれも大好きなのですが、特にお気に入りは

海開き。夏だ！海だ！台風だ！
(1ページの一枚絵とタイトルだけで綺麗に物語が完結しており良いです…うさピスドンマイ…夏はまだ始まったばかりだ…！！)

そうめんもらった
(流しそうめん、下流にいたせいで鳥たちにそうめんを食い尽くされ、やっと流れてきたそうめんは取り逃し…と不憫だった小動物が、最後には鳥たちからそうめんを譲ってもらうというハッピーストーリーに心がぽかぽかとあたたかくなりました…！)

カレー
(カレーの中に浸かってるうさピスも、それを覗いてる男の子も可愛いのですが、なによりカレーがめちゃくちゃ美味しそうです！！色づかいやデザインがシンプルなのに洗練されてるなぁと思います！カレー食べたい！)

の3点です！！！
うさピス大好き！ピスケ大好き！カナヘイさん大好き！！！
あとイラスト関係ないのですが、表紙がザラザラ？、でこぼこした素材で出来ていて触り心地がとても良かったです。

2019/05/31

かわいいのです。ほっこりするのです。
オッサンですが、かわいいものには目がないのです（＾＾；。
いいなぁ、こんな絵も描きたいなぁ。オッサンだけど。

2015/12/09

かわいいキャラクターブックである。それ以外になんかあるわけではない。11月10日の初刷で、手元の2刷は25日だから売れているのだろう(買ってるし)。

LINEのスタンプでよく見るアレである。スタンプのようにミニマルな状態だと魅力が際立つ。本にしてストーリーを語ってしまうと、やや蛇足のようにも感じる。なんてことをまじめに論じでも仕方ないだろう。かわいい、というのは強いのだ。

とある研究？によれば、女子にとっては、かわいいとかわいくない、という二種類しかこの世の中には存在しないそうだ。かわいくないものは眼中に入らない。

これに今頃気づいたおっさんたちは、なんかかわいくしようといろいろ必死である。どちらかというとその必死さのほうがかわいいが、このかわいいは、女子にとってのかわいいとはぜんぜん違う。カタカナのカワイイもまた違う意味があるらしい。

そんなわけで、スタンプのほうがかわいいと思うけど、この本もまあ、かわいい。かわいい、を研究しているおっさんたちも迷わず買ったらいい。そして娘にあげれば人気者だ。ほんと、いつも以上に中身の事触れてないけど、かわいいよ、まじで。