![少年キム(上) 岩波少年文庫615](https://content.bookoff.co.jp/goodsimages/LL/001801/0018011169LL.jpg)
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少年キム(上) 岩波少年文庫615
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
発売年月日 | 2015/11/19 |
JAN | 9784001146158 |
- 書籍
- 児童書
少年キム(上)
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商品レビュー
3.7
4件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
英国人の孤児キムはインドで育ち、貧しいながら楽しく暮らしていた。その頭の回転の速さや感の鋭さが買われて、金持ちの馬商人の秘密の任務を手伝うことになる。それはスパイとしての適性をはかることでもあった。馬商人は英国のスパイだった。 ある日、チベットからやってきたラマ(僧侶)を助けたキム。ラマが嘘をつかない信じられる人だ、聖なる人なんだ、と思う。そして何故かラマはキムのことを弟子と呼ぶ。キムは自分の目的のため、ラマの聖なる矢の川探しを手伝う事にする。 キムが口から出まかせを次々と繰り出すのが面白く、ラマは、キムのにじみ出る人の良さに、いつしかキムを息子のように愛するようになる。 その旅の途中で偶然キムの父が属していた軍隊に捕まり、キムとラマは引き離されてしまう。しかし、ラマはキムの学費を送ってよこした。キムは学校に通うことになる。 100年以上も前のインドの様子がわかるのが、興味深い。さまざまな人種、宗教が雑多に入り混じるインド。
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晶文社のキムは文章がとても綺麗だったけれど物語に入れず岩波少年文庫で再読。カーストやイスラム・ヒンドゥ・ジャイナとよくわかっていない中、文章中にきめ細やかな説明が入っていてわかりやすかった分、物語に没入できた。若さゆえの無謀さの中で賢く純粋なキム。中学生向けとあるけれど、この時期...
晶文社のキムは文章がとても綺麗だったけれど物語に入れず岩波少年文庫で再読。カーストやイスラム・ヒンドゥ・ジャイナとよくわかっていない中、文章中にきめ細やかな説明が入っていてわかりやすかった分、物語に没入できた。若さゆえの無謀さの中で賢く純粋なキム。中学生向けとあるけれど、この時期に出会っていたら世界に対するあこがれがふくらんだだろうなぁ。若い子に薦めたい本。
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ジャングル・ブックで有名なキプリングによるジュブナイル。19世紀インドの貧困層の少年が、成長してグレートゲームにのりだしていく。 アフガニスタンを中心に展開したロシアとイギリスの抗争の『グレートゲーム』という呼称はこの作品により広まったのだとか。 様々な宗教・民族によりカーストが細かく分かれ、イギリス人が統治する当時のインドの社会の様子が掛かれているのが面白い。 地元の言葉を操りそこを自由に泳ぐインド生まれの貧困少年が何者かになっていく過程そのものが冒険物語だ。 (残念ながらグレートゲームはイマイチつまらない)
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