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駅伝マン 日本を走ったイギリス人
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 早川書房 |
発売年月日 | 2015/11/21 |
JAN | 9784152095800 |
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駅伝マン
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イギリス人から見た日本におけるスポーツの立ち位置、在り方を通じて日本人論としても読める一冊。学生やアマチュアにおいてはスポーツとは人間形成の一環であり、努力、忍耐が必要とされ、和を尊び「チームの為に」目標とする箱根駅伝で燃え尽きる長距離ランナーの現状。 なぜ日本でここまで駅伝人気...
イギリス人から見た日本におけるスポーツの立ち位置、在り方を通じて日本人論としても読める一冊。学生やアマチュアにおいてはスポーツとは人間形成の一環であり、努力、忍耐が必要とされ、和を尊び「チームの為に」目標とする箱根駅伝で燃え尽きる長距離ランナーの現状。 なぜ日本でここまで駅伝人気があるのか、半年間の日本滞在でよく考察されていて非常に面白かった。 駒澤大学の大八木監督も登場するが、駅伝名物「男だろー!」の発破は西洋人から見ると翻訳できない日本独特の観念だろう。 この本が書かれた2014年からは科学的根拠に基づいたトレーニングや調整方法が取り入れられ変わってきている部分も多いけど、スポーツとは愉しむものではなく教育である日本の根幹は変わっていないことを痛感した。
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アフリカ勢が上位を独占するランニングで、日本人だけは少なくとも戦いを挑もうとしている。なぜ日本人はそんなに長距離レースへの思いが強いのかに興味を持ったイギリス人ジャーナリストによる、半年間の日本滞在ルポ。 立命館大学の駅伝部、日清食品の駅伝部、比叡山の千日回峰行を終えた僧侶への取...
アフリカ勢が上位を独占するランニングで、日本人だけは少なくとも戦いを挑もうとしている。なぜ日本人はそんなに長距離レースへの思いが強いのかに興味を持ったイギリス人ジャーナリストによる、半年間の日本滞在ルポ。 立命館大学の駅伝部、日清食品の駅伝部、比叡山の千日回峰行を終えた僧侶への取材、そして自らもランニングクラブに入り、レースに出場する。こうした取材を通して、日本人にとってランニングは武道などに近い精神的な意味合いが強いことを身をもって学んでいく。さらには大学、実業団の選手との交流を通して、ロードだけでの、しかも昔ながらの体育会的練習によるケガ、モチベーションの低下という問題や、駅伝の功罪についても語られている。 外国人の視点からみた日本のマラソンブームという切り口がとにかく新鮮です。なぜ走るのかと問われて、自己ベストのため、仲間と楽しむため、と答えつつ、どこかそれだけじゃない?と感じている日本人ランナーは多いのではないか。生活に禅的なものがしみ込んでいる日本人には、走ることは自然なことなのです。R.ホワイティング氏の日米野球論や、古くはE.ヘリゲル氏の「日本の弓術」にも通じるような、スポーツを通しての比較文化論に繋がる内容かと。ランニング愛好者には一読をお奨めしたいです。
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著者は走ることが大好きなイギリスのジャーナリスト。日本の駅伝に興味を持った彼は、日本語がまったくしゃべれないまま、箱根駅伝や実業団駅伝を取材していきます。海外の人から見た駅伝の魅力や、日本人特有の長距離走を好む文化など著者の目を通じて感じることは、とても新鮮です。
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