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魯迅 中国の近代化を問い続けた文学者 ちくま評伝シリーズ〈ポルトレ〉
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魯迅 中国の近代化を問い続けた文学者 ちくま評伝シリーズ〈ポルトレ〉

筑摩書房編集部

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魯迅 中国の近代化を問い続けた文学者 ちくま評伝シリーズ〈ポルトレ〉

定価 ¥1,320

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 筑摩書房
発売年月日 2015/11/01
JAN 9784480766328

魯迅

¥605

商品レビュー

4.3

3件のお客様レビュー

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2022/06/06

中高生向け ちくま評伝シリーズ  魯迅 イラスト 寺田克也 巻末エッセイ 佐高信 竹内好の魯迅論では説明されてなかった基礎事項が説明され、魯迅入門書として最適だと思う 竹内好の魯迅論とつながった点は下記の通り *魯迅が 中国人民の改造を目指すきっかけとなった幻灯事件に...

中高生向け ちくま評伝シリーズ  魯迅 イラスト 寺田克也 巻末エッセイ 佐高信 竹内好の魯迅論では説明されてなかった基礎事項が説明され、魯迅入門書として最適だと思う 竹内好の魯迅論とつながった点は下記の通り *魯迅が 中国人民の改造を目指すきっかけとなった幻灯事件について、事件そのものでなく、「同胞が殺害されても傍観していた中国人に対する憤り」である *竹内好の魯迅論では、祖父の存在を隠す理由が不明としているが、祖父は不正(裏口入学)を行い、エリート(読書人)家系が没落したとのこと 意外だったのは *元や清は異民族であり、中国人民としては 元や清は 異民族支配と感じていること *儒教思想に人間らしく生きることを妨げている面があること(狂人日記のテーマ) *魯迅は、孫文は革命戦士として尊敬しているが、蒋介石は批判していること

Posted by ブクログ

2019/01/04

幻燈事件や革命の頓挫など生涯の経験から、魯迅が文学作品を著すことによって「正しい」人民にはびこる陋習・欺瞞を打破しようとしたことが分かった。

Posted by ブクログ

2018/01/20

このポルトレシリーズは、ターゲットは中学生くらいだろうか、とても読みやすく人物はもちろん時代、地理、政治的背景も分かりやすく書いてある。 魯迅は、著名な作家でその作品は日本でもよく知られているが、彼の人となりやその時代の激動の中国のことは多くの日本人にとって漠然としているのではな...

このポルトレシリーズは、ターゲットは中学生くらいだろうか、とても読みやすく人物はもちろん時代、地理、政治的背景も分かりやすく書いてある。 魯迅は、著名な作家でその作品は日本でもよく知られているが、彼の人となりやその時代の激動の中国のことは多くの日本人にとって漠然としているのではないだろうか? この本を読み、近くて遠い国中国の近代史の一部を知ることが出来た。東山彰良の「流」や温又柔の「真ん中の子どもたち」も合わせて読むと、より近現代の中国と台湾を身近に感じることが出来ると思う。

Posted by ブクログ