カイコの紡ぐ嘘(上) 私立探偵コーモラン・ストライク

ロバート・ガルブレイス(著者), 池田真紀子(訳者)

• 販売会社／発売会社: 講談社
• 発売年月日: 2015/11/13
• JAN: 9784062198363

商品レビュー

2024/11/21

最初から飛ばし気味の卑猥さで
読むのやめやめようか悩む

やめなくてよかったね！

シリーズの一作目を読む前やったからなかなか主人公のイメージが掴みにくかったけど
まだ、好きになれそうにはないな
ニナへの態度もひどい

その反動でロビンへの好感度が上がるかと思いきや、やりたいことへの行動、意識が読み手からするとモヤモヤするし
婚約者マシューの好ましい描写が少ない、ようにみえる

キャサリンかわいらしい
乳癌のくだりが突拍子ないと思ったけど
伏線だった
印象深いし「ボンビックス・モリ」の酷さが映える

どうなるんだろ
どうなるんだろって読み進めていくと

陰惨な死体がでてくるし

「他人の文体のコピー」がいまいちイメージ具体的に理解しづらいけど事件の中で重要そう

先を知りたくなる
読書冥利に尽きます

ありがとうございました

2017/09/29

私立探偵コーモラン・ストライクシリーズ二作目。行方不明の作家を探してほしいという妻からの依頼は、一見たいしたことのなさそうな「事件」に思えたのだけれど。もちろんそんなはずはなく、凄惨な殺人事件へと発展しています。
作家が書いていた作品「ボンビックス・モリ」はとんでもなくエログロで意味不明に思える作品なのだけれど、いかにもその中に事件の真相が隠されていそうで気になるところ。でもこんな小説、詳細に読み通す自信はないなあ（苦笑）。
相変わらずのコーモランとロビンの活躍。だけどロビンと婚約者マシューの関係がやや危うかったりもして、はらはらさせられたまま下巻へ。

2016/03/08

ハリポタ作者の探偵物
下巻最後の３０ページくらいでやっと犯人が分かる。
それまでは、全く分からず、展開もドキドキ。
でも、犯人が分かる部分は、もう書くのに疲れたのかな
と思ってしまった。