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ロゴスの市
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 徳間書店 |
発売年月日 | 2015/11/01 |
JAN | 9784198640422 |
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商品レビュー
4.2
28件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
起承転結の起承が長く、ラストに転結がドドッとくる作品。翻訳家でのんびり屋の成川弘之と通訳家でせっかちな戒能(かいの)悠子の数十年にわたるラブストーリー。言語軸と男女軸を織り交ぜながら。 乙川優三郎「ロゴスの市」、2015.11発行。二人がともに憩う話題は「言語」。ただ、完璧を追求できる翻訳に対して、通訳は使い捨て。悠子の独断に翻弄され続けた弘之だけど、悠子の交通事故死の後で、二人の子供(娘)がアメリカの教授夫妻の養子として生きていることを知らされる。この娘のデビュー作を弘之は翻訳することができるのか!
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初めて読む作家さん。静謐で無駄がなく、それでいて色香が漂う、美しい文章でした。 学生時に出会い、共に英語を学び、女は同時通訳、男は翻訳の道へ進む。お互い研鑽を積み、違う分野で活躍しながらも闘い、励ましあい、愛し、仕事ではその道のプロになるが、男女としての二人の間には不如意な...
初めて読む作家さん。静謐で無駄がなく、それでいて色香が漂う、美しい文章でした。 学生時に出会い、共に英語を学び、女は同時通訳、男は翻訳の道へ進む。お互い研鑽を積み、違う分野で活躍しながらも闘い、励ましあい、愛し、仕事ではその道のプロになるが、男女としての二人の間には不如意な出来事が重なる。 言語が主役のような内容なので、言葉について感覚的にも辞書的にも考えさせられることが多く、英語と日本語の違いや、訳者の苦悩や喜びなど、興味深く読みました。 昭和色豊かで、台詞や筋がややクサく感じることもあるけれど、どっぷりとこのお話の世界に浸りました。心を揺さぶられるラブストーリーでもあり、年代が割と近いことも手伝って、自らの経験と重ねあわせ、胸が苦しくなることも…。それほど文章に湿度があり、一字も読み飛ばすことが出来ない圧倒的なものがありました。 とても記憶の深いところに残る予感のする一冊でした。
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恋愛小説はあまり好きじゃないけど、この本は読めた。 よくある恋愛のはなしっていうわけではないけど、だれかひとりの人間をこんなにも見守ることができるって素晴らしいことだと思った。
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