- 中古
- 店舗受取可
- 書籍
- 児童書
九丁目の呪い花屋 小学館ジュニア文庫
定価 ¥715
220円 定価より495円(69%)おトク
獲得ポイント2P
在庫あり
発送時期 1~5日以内に発送
店舗受取サービス対応商品
店舗受取なら1点でも送料無料!
店舗到着予定
11/28(木)~12/3(火)
商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 小学館 |
発売年月日 | 2015/10/30 |
JAN | 9784092308480 |
店舗受取サービス
対応商品
店舗受取なら1点でも送料無料!
さらにお買い物で使えるポイントがたまる
店舗到着予定
11/28(木)~12/3(火)
- 書籍
- 児童書
九丁目の呪い花屋
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
九丁目の呪い花屋
¥220
在庫あり
商品レビュー
3
1件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
花びらに強く願えばどんな願い事も叶うが、代わり見合った代償を差し出さなくてはいけないという青い花。花は願いを持つ者を引き付け、その者は対価を支払いながらも願いを叶えていく。次第に積もる欲望に自身を押し潰される恐怖も知らずに。 小学館ジュニア文庫という事で当然、読む対象は大人ではなく子供に向けた本のはずなのだが、大人が読んでも十分に面白い。「九丁目の呪いの花屋」というタイトルのためおどろおどろしい、花をもってして他者を呪う、憎しみや欲望渦巻くオカルトめいた話かと思ったが、ダークファンタジーの印象が強い。花に願い、願いが叶い、代わりに代償を支払う。最初はどの主人公も半信半疑で、小さな願いから叶えていくが、あんまりにあっさりに叶ってしまい、代償も取るに足らないもののため、次第に欲深くなり、破滅していく。気が付いた時にはもう後戻りができずその欲に溺れた様はやはり人間らしく愚かしい。花びらに、他者の不幸を望めば確かにそのものは不幸になるが、願い手もまた同じように不幸になる。人を呪わば穴二つという事だろう。だが、私はどちらかといえば、他者ではなく自分を呪って、その呪いのエネルギーで願いを叶えたという印象を受けた。ただ、願う側の感情一つで呪いはよいほうにも悪いほうにも転じ、破滅したほうの少女も他者を気遣う心がもう少しあれば、良いほうに向かったのに、やっぱり人の欲望は恐ろしいなあ。
Posted by