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あらすじで読む名作能50選 新版
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 世界文化社 |
発売年月日 | 2015/10/07 |
JAN | 9784418152469 |
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あらすじで読む名作能50選 新版
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商品レビュー
3.5
2件のお客様レビュー
能の題目の中で有名な50のあらすじを紹介している。 能は、固有名詞の主人公が登場するので、室町時代よりも前に起きた事を題材にしている題目が多いらしい。 狂言は、農民など一般名詞が主人公で、あるあるな日常にある滑稽を演じているという違いがあると書かれあり、その違いを初めて知った
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能は難しい。 でも、ストーリーを少しでも知っていれば、入りやすいはず。と、借りたのがこの本。 読んでみて、改めて、不思議な文化だと感じる。 能の主役の多くは、幽霊。 幽霊を全面的に主人公にした舞台って、あまりないと思う。 日本独自。 『舞台の右手にある橋掛りは、文字通りあの...
能は難しい。 でも、ストーリーを少しでも知っていれば、入りやすいはず。と、借りたのがこの本。 読んでみて、改めて、不思議な文化だと感じる。 能の主役の多くは、幽霊。 幽霊を全面的に主人公にした舞台って、あまりないと思う。 日本独自。 『舞台の右手にある橋掛りは、文字通りあの世からこの世につながる橋なのだ。』 『「現れる」という言葉には二重の意味が隠されている。「現れる」と「顕れる」である。』 以前に読んだお能の本でも、能は異界のものを舞台に呼び寄せる。演者は憑依されているというニュアンスの言葉が書かれていたが、このあらすじを読む限り、確かに異界のものであり、演者は憑依されているだろうなーと感じる。 文化を知りながらも、異界のものとコンタクトが取れ、繋がりを感じられる舞台なんて、他にはないだろう。 能って、面白い。 読み終わって、早速、インターネットで、いくつかの演目を見てみたが、あらすじを理解しているので、入り込みやすく、楽しめた。 また、自分が少しだけかじった所作が出てくると、テンションが上がる(笑) 能は、観るだけではなく、実際にやってみて、知ってみて、面白さが倍増するものなのかもしれない。 近々、生の舞台を観に行ってみたいなーと思わずにはいられない。
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