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児雷也太郎の魔界遍歴
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児雷也太郎の魔界遍歴

舟崎克彦(著者), 荒木慎司

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児雷也太郎の魔界遍歴

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 静山社
発売年月日 2015/10/01
JAN 9784863893139

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商品レビュー

4

1件のお客様レビュー

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2022/10/21

表紙があまりにも好みではなかったが、読んだら面白かった。主人公は妖術使い地雷也の血筋をもち、タイムトリップして昔の怨念を払いに行く…ような運命に巻き込まれる。払うのは番長皿屋敷、八百屋お七、平将門、四谷怪談。今の会話や思念部分と、昔の何があったか書かれている部分の文体の書き分けも...

表紙があまりにも好みではなかったが、読んだら面白かった。主人公は妖術使い地雷也の血筋をもち、タイムトリップして昔の怨念を払いに行く…ような運命に巻き込まれる。払うのは番長皿屋敷、八百屋お七、平将門、四谷怪談。今の会話や思念部分と、昔の何があったか書かれている部分の文体の書き分けもおもしろいし、鶴屋南北(番長皿屋敷)がお前(地雷也)なんか滝沢馬琴の弟子が書いた奴のくせにみたいなやりとりがあったりして、創作妖怪・お化け・歴史入り混じってしっかり書かれているところが凄く良く出来ていた。あとがきで「日本人の素養として」どんな物語か知っておいていただきたい旨記されていて納得。あと、お化けもモノノケも一緒くたにする昨今の風潮を嘆いておられました。本来別格。あと、これは購入可能のよう。多分置いてても借りないので、推さなければ~。

Posted by ブクログ

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