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古代史の謎は「鉄」で解ける 前方後円墳や「倭国大乱」の実録 PHP新書1012
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古代史の謎は「鉄」で解ける 前方後円墳や「倭国大乱」の実録 PHP新書1012

長野正孝(著者)

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古代史の謎は「鉄」で解ける 前方後円墳や「倭国大乱」の実録 PHP新書1012

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 PHP研究所
発売年月日 2015/10/01
JAN 9784569827285

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商品レビュー

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5件のお客様レビュー

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2018/01/12

昔、古田武彦の本を読んで衝撃を受けたが、この本も衝撃的だった。鉄器の副葬品や船の発達状況から物証的に推理し、倭の時代は武装した兵を朝鮮半島に輸送するほど鉄器も舟も発達しておらず、丸木舟で人間のみ輸送され、武器や装備を支給され、傭兵として、騎馬民族に対峙したとイメージできた。また海...

昔、古田武彦の本を読んで衝撃を受けたが、この本も衝撃的だった。鉄器の副葬品や船の発達状況から物証的に推理し、倭の時代は武装した兵を朝鮮半島に輸送するほど鉄器も舟も発達しておらず、丸木舟で人間のみ輸送され、武器や装備を支給され、傭兵として、騎馬民族に対峙したとイメージできた。また海路からの視点が面白かった。一部の推理は同意できなかったが、しばらく古代史にはまりそう。

Posted by ブクログ

2016/09/22

古代の認識を覆す試み。ヤマト中心主義、あらゆる遺跡を祭祀のためのものだったと片付ける日本の歴史研究に対して真っ正面から挑戦している。これまでの歴史認識では、日本書紀等の文献から大きな政治の物語のみが取り出され、倭人が航海民族として日々どのような生活をしていたのかという、目の前の日...

古代の認識を覆す試み。ヤマト中心主義、あらゆる遺跡を祭祀のためのものだったと片付ける日本の歴史研究に対して真っ正面から挑戦している。これまでの歴史認識では、日本書紀等の文献から大きな政治の物語のみが取り出され、倭人が航海民族として日々どのような生活をしていたのかという、目の前の日常が無視され続けていたことを気づかせてくれる。朝鮮からは渡来人以外にも多くの人々が日本列島に落ち延び、独自の文化を形成して日本文化の素地を作った。古墳はただ豪族の墓という機能ではなく、日常的に寝食をする公的な盛り場や商業施設のようなものであった、などあくまで航海民族の視点から、鉄の動向を軸に研究している。古代に関して新たな視座を提示している。

Posted by ブクログ

2016/09/19

古代史を解くカギとして、鉄を持ち出して色々と推理する一冊。 在野の一介の学者である著者の分析が正しいか、自分にはわからないものの、真新しい見方を知ることができた。

Posted by ブクログ

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