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認知症ストーリー・ケア 「診断」から「グループホーム入居」まで
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認知症ストーリー・ケア 「診断」から「グループホーム入居」まで

渡辺哲雄(著者)

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認知症ストーリー・ケア 「診断」から「グループホーム入居」まで

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 中日新聞社
発売年月日 2015/10/09
JAN 9784806206927

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2021/04/14

 これ,とっても読みやすくて,わかりやすい本でした。学問的な細かなことはほかの本に任せるとして,自分の身内に認知症の人が出てきたら,どんなふうに対応すればいいのかが,けっこう分かります。  本のタイトルにある「ストーリー・ケア」というのは,作者によると次のようなことです。 「認...

 これ,とっても読みやすくて,わかりやすい本でした。学問的な細かなことはほかの本に任せるとして,自分の身内に認知症の人が出てきたら,どんなふうに対応すればいいのかが,けっこう分かります。  本のタイトルにある「ストーリー・ケア」というのは,作者によると次のようなことです。 「認知症患者の記憶が保持される時間的範囲内で,一定の目的を持ったストーリーを設定することによって,患者に好ましい決断を促す技術のことである。ストーリーは会話だけのこともあれば,行動を伴うこともある。」(本書,p.150)  やって欲しいことを,こちらから要請するのではなく,あるストーリーに誘い込むことで本人が自覚的に判断したように見せかける(というか,実際,本人が判断しているのだが)。それがスムーズに,患者をケアに持っていく方法なんだというわけです。  さらにいうと,あのオレオレ詐欺は,老人に「わたしが振り込まなければ」という自発的な行動を促すのがとてもうまいのです。要するに老人を詐欺師たちが作ったストーリーに乗せてしまっているわけです。著者は,わたしたちもその手法を勉強しなければならない…といいます。もちろん,ケアの世界では騙すわけではなく,自分で判断させるという世界に持っていくわけですが,その心理的な誘導は,詐欺師の姿勢に学ぶことが大きいのです。 「高齢者を騙す側が真剣に努力して訓練を積んでいるのに対して,支援する側は知恵を絞ることなく,善意の直球を投げ続けることに終始していたのではないでしょうか。」(本書あとがき,p.206)  本の内容自体が「物語」になっています。そして,その場面の認知症の症状や家族の対応の仕方について解説があります。それが2ページごとに交互に出てくるので,とてもとても読みやすいです。お薦めします。

Posted by ブクログ

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