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第五使者の誕生 ハヤカワ文庫SF宇宙英雄ローダン・シリーズ506
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第五使者の誕生 ハヤカワ文庫SF宇宙英雄ローダン・シリーズ506

ペーター・グリーゼ(著者), H.G.フランシス(著者), 星谷馨(訳者)

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第五使者の誕生 ハヤカワ文庫SF宇宙英雄ローダン・シリーズ506

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房
発売年月日 2015/10/01
JAN 9784150120313

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第五使者の誕生

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商品レビュー

4.5

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2021/08/12
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※このレビューにはネタバレを含みます

・1011話:第五使者の誕生 体内に侵入した悪性セルにより、デルタコム研究所の所長マルセル・ボウルメースターが、第五使者なる機械に変わってしまう恐ろしい話。 研究所に勤め、悪性セルを体内に入れられてしまったアデレーア(地球年22歳、銀河系中枢部近傍の惑星ヴォラール出身、ヴォラールはボシックの星Ⅱを一年で公転)が、”宇宙の捨て子”キウープに助けられて、話しの早々第六使者にならず、怖い話が発展せずにほっとした。 NGZ424年9月12日、月のポジトロニクス、ネーサンに細工をしたい第五使者だったが、キウープの機転で宇宙ステーションのアウトポスト4271に転送されてしまった。 一人で勤めているハンザ・スペシャリストのデイニンジャー(93歳)の機転で、第五使者と捕らわれたキウープを隔離することができた。 第五使者は初めは怖い存在だったが、ボウルメースターの知識だけを頼りにしているからかヌケが多いようで、読み進むうちに大した存在ではないと思えた。 ジュリアン・ティフラーの判断で、月への宇宙船《ツナミ81》がアウトポスト4271へ送られることになった。ミニATGを搭載しているとのことだが、一隻だけを相手にしているように見える説明がよく理解できなかった。時間空間を利用して二隻が一隻に見えてしまうことなのか? 《ツナミ80》《ツナミ81》のトリックのおかげで(これも良く理解できなかったが)、爆破された第五使者、大したことなかった。数話引っ張っても良かったのでは。 話の途中で、第五使者が”ヴィシュなんとかにかけて”と言ったとあるが、504巻「宇宙ハンザ」の1007話「宇宙ハンザ」で、キウープも「ヴィシュナ」とつぶやいていた。セト=アポフィスの差し金だった第五使者と同様、キウープも手先なのでは? ・1012話:プログラミングされた男 惑星ジャルヴィス=ジャルヴのジャルヴォン商館で働く、輸入管理官ブルーク・トーセンが破壊工作行動に目覚めていく。目覚めるのではなく無意識に行ってしまうのだが。 前話との対比で、セト=アポフィスの手先となったブルークを一途に想うアンビー・テルンの女性らしさが強調されているようだが、私にはピンとこなかった。 NGZ424年9月29日、スプリンガー船《クシンI》を破壊しようとしたブルーク・トーセン、読んでいてすぐに正体が分かってしまうのが盛り上がりに欠けた。 ミュータントのフェルマー・ロイドに期待していたが、あまり活躍せずさみしい。 過去の栄光にすがっているアルコン人ゴロンの様子がコミカルだ。 (2017.6.19読了)

Posted by ブクログ

2015/10/16

悪性セルによる人間の乗っ取りと、月のネーサンの乗っ取りをしようとするところと人間との戦い。 良いです。たまにはこんなうまい話があるとわくわくします。 次に期待。

Posted by ブクログ

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