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狐舞 吉原裏同心 二十三 光文社文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 光文社 |
発売年月日 | 2015/10/01 |
JAN | 9784334769758 |
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商品レビュー
2.9
16件のお客様レビュー
香ばしそうな復藩の話が途中で立ち消えたけど次巻以降への布石なのか? 帯に史上最大の大捕物って書いている割に、幕閣や市井の分限者が捕まっただけで捕物自体は呆気ないものだった。 などと、拍子抜けの感が否めないものの、内容は面白かった。薄墨太夫との関係は汀女さんの許可?が降りていよいよ...
香ばしそうな復藩の話が途中で立ち消えたけど次巻以降への布石なのか? 帯に史上最大の大捕物って書いている割に、幕閣や市井の分限者が捕まっただけで捕物自体は呆気ないものだった。 などと、拍子抜けの感が否めないものの、内容は面白かった。薄墨太夫との関係は汀女さんの許可?が降りていよいよ何かが起きるのか。個人的にはこの距離感のまま続いて欲しいけれど、いつかは何らかの結論を出さなければいけないものでもあるので、2人の女性が不幸にならない結末を望みます。
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このシリーズでは、各巻で必ず複数の事件が平行して展開される。23巻では繁蔵の看病に吉原の住人になったお縫が何者かに暴行を受けたことにはじまる。一方で吉原の客が減り続けるなか、紋日の数を旧に戻そうとすることに頑強に反対する楼主がいて、その者がばくちにのめりこんでいる。それらの事件が...
このシリーズでは、各巻で必ず複数の事件が平行して展開される。23巻では繁蔵の看病に吉原の住人になったお縫が何者かに暴行を受けたことにはじまる。一方で吉原の客が減り続けるなか、紋日の数を旧に戻そうとすることに頑強に反対する楼主がいて、その者がばくちにのめりこんでいる。それらの事件が幹次郎の活躍ですべて勝たず板年末年始、幹次郎の副題となった「狐舞」で郭内を盛り上げる。そこに薄墨大夫こと嘉門麻の思慕の念が抜き差しならぬところまで来ていた。
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正月二日。京町一丁目から花魁衆の年礼道中が姿を見せる。三浦屋の薄墨と高尾の両太夫が先頭を行く…。このラストの描写がたまらなく良い。くそ暑い夏に、晴れやかな正月気分を味わえた。
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