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民主主義をあきらめない 岩波ブックレット937
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民主主義をあきらめない 岩波ブックレット937

浜矩子(著者), 柳澤協二(著者), 内橋克人(著者)

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民主主義をあきらめない 岩波ブックレット937

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店
発売年月日 2015/09/01
JAN 9784002709376

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商品レビュー

4

3件のお客様レビュー

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2020/03/18
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※このレビューにはネタバレを含みます

2015年10月7日第1刷分。 この日付より後だから2016年になってたかもしれないけど、浜矩子さんと柳沢協二さんそれぞれをお招きしての講演会に行った。そのどちらかの時に、会場で購入したものと思う。 私が比較的、政治について語れるようになったのは、去年の参院選からだけど、それまでにも安倍政権に対する不信はずっと持っていた。そんな中、この方たちの講演会にも出かけて行ってたのだ。当時はまだわからないことが多かったけど(今だってまだ不十分だ)、わからないなりにいろんな知識や考え方を身に着けようとしていたのだなと思う。 このブックレットは、同年5月に行われた「鎌倉・九条の会」主催による「憲法のつどい二〇一五鎌倉」での講演をまとめたもの。神戸空襲を体験されたという、同市在住の内橋克人さんも含め、3名の方の話が掲載されている。ブックレット用に多少加筆もされてるらしい。 それからやがて5年。 恐ろしいことにこの時問題視されていた第二次安倍政権がまだ続いている。 ずっと積読状態だったのだけど、今読んで本当に良かったと思える。 アホノミクスという呼称の提唱者、浜矩子さんの部分は、私が直接お聞きしたお話と大体同じで、あらためてかみしめることができた。 当時も聞いているはずの「耳と目と手」の話。これは「正義と平和を抱き合わせる、多様性と包摂性が出会う場所に到達するための必要な道具」とのことだ。 耳・・人の話をちゃんと聞く、傾けられる耳 目・・人の痛みや苦しみ悲しみを思って涙する目 手・・窮地に陥っている人たちに差し伸べられる手 チーム・アホノミクスの面々が最も持っていない3つのもの、とも。 忘れていたが、思い出した。そう、こんな話だった。 そして思った。今のコロナウィルス対策で憤りを感じるのは、この3つを感じることができないせいだ。 それと同時に、はっとした。まさにこの3つを持ってる人に私は出会ってるじゃないかと。あんまり情緒的な言葉を使いたくないけど、その人に強く心惹かれるのは、彼はこの3つの道具を持っている人だからだと思った。 わずか80ページにも満たないブックレット。 講演会のテーマから、もっぱら平和憲法の話がメインではあるけど、この国がこれ以上おかしくなる前にぜひ若い方たちにも読んでいただきたいなと思った。

Posted by ブクログ

2016/03/20

元防衛省完了の柳澤協二氏の主張がわかりやすくて中身も興味深い。 安保法制は通ってしまったけど、自衛隊が派遣されて発砲してしまうまでにはまだ時間がある。諦めてはいけない。

Posted by ブクログ

2015/12/28

最初手に取った時に「期待した本とは違ったのかな」と思ってしまった。安保法制成立のあと10月にこの題名の本が出たということは緊急に書かれたのかな、現在の情勢に応えたのかな、と思ったのである。ところが、読むと2015年5月の講演記録だという。成立を受けての彼らの想いを知りたかった私の...

最初手に取った時に「期待した本とは違ったのかな」と思ってしまった。安保法制成立のあと10月にこの題名の本が出たということは緊急に書かれたのかな、現在の情勢に応えたのかな、と思ったのである。ところが、読むと2015年5月の講演記録だという。成立を受けての彼らの想いを知りたかった私の期待は外れた、と思った。ところが内容は、成立を覚悟してそれでも「民主主義をあきらめない」彼らののしたたかな決意や理論が詰まった、小さいけれどもとてもいいパンフになっていた。 よくネットウヨは左翼の人間をお花畑にいると揶揄するが、09年まで小泉・安倍・麻生政権で内閣官房副長官補(安全保障・危機管理担当)をした柳澤協ニ氏の具体的な危機管理シュミレーションを読んでも、「安保法制は戦争をしないための法律だ」と言えるのか?そう思っている者は「お花畑にいる」と私は言いたい。 「じゃあ、どうすればいいんだ、お前たちこそ理想ばかり言って、全然具体的じゃあないじゃないか」と反論するだろう。当たり前だ、と言いたい。それを具体化するのが政権の役割だからである。今の政権では具体化出来ないから批判しているのだ。でもこの本の著者たちは方向性は示している。お上任せで、思考能力のないネットウヨはそれだと「不安でたまらない」から威勢のいいことをいう輩について行くのだろう。 危機管理シュミレーションとは何か。例えば、南シナ海のオペレーション。「現場判断」で、米中が大人の対応で終わるような場面でも、日本の子供の対応で抜き差しならない戦争状態に、日本が巻き込まれる可能性はあることを知った。 アメリカ追随の日本は、アフガンでも南スーダンでも要請されたら断れない。その時に今度は「戦闘状態」になる可能性が十二分にある。その覚悟が、今の日本にホントにあるのか?国会では、ずっとお茶を濁す発言をした。一切具体性はなかった。 「抑止力とは何か」。柳澤さんは一つの提案をしている。全面的にではないが、私は傾聴に値すると思う。 軍事面では柳澤さん、経済哲学では浜さん、それらを包括して内橋さんが話している。それらを虚心坦懐に聞くと、「日本が進むべき未来」が見えてくる。 2015年12月25日読了

Posted by ブクログ

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