ワンピースパーティー(1) ジャンプC

安藤英(著者), 尾田栄一郎

• 販売会社／発売会社: 集英社
• 発売年月日: 2015/10/03
• JAN: 9784088805528

商品レビュー

2015/11/10

これは文句なしに面白いっっ
スピンオフはこのレベルでなきゃ
引き合いに出していいのか、迷う所だが、現在、ヤングアニマルで大好評連載中の『３月のライオン』の公式スピンオフ、『３月のライオン昭和異聞 灼熱の時代』（西川秀明）に匹敵している、と断言できる
公式なだけあって、尾田先生がしっかり、ネーム時からチェックを入れているからってのもあるが、ＯＮＥ ＰＩＥＣＥの面白さをまるで損なっていない
安藤先生自身は、あまり知らないのだが、もしかして、元は尾田先生のアシスタントだったのかな？ もしくは、ワンピース大好き芸能人の代表格と言っても差し支えない木村拓哉さんに負けないくらい、ワンピースを愛しているのか、のどっちかだな
漫画家としても、ファンとしても、ワンピースへの尊敬が深く無ければ、ここまでギャグとして面白くはできまい
スピンオフらしく、ワンピースの名シーンや名セリフを持ち込んでくる事で、読み手を笑わせる点は見事だ
特に、第２話『ナミとロビン誘拐事件』、あの名シーンを台無しにしちゃっている感は半端ない。まぁ、ある意味、ＯＰファンを激怒させかねないのだが、私はアリだ、と思う
また、ルフィらの面白可笑しさだけでなく、カッコよさも再現できており、ワンピースそのものも読み返させたくなる点もさすがの一言か
ワンピースの話そのものをパロる、ＯＭＣ（おまけ漫画コーナー）の面白さもピカイチ
加えて、本家では人気の高い、ローがイジラレキャラってのも最高すぎるぜ。ちょっと、可哀相になってくるレベルだからこそ、ギャップが生む笑いは最大値に達する！！
スピンオフの魅力の一つには、やはり、本編じゃ組み合わせられないキャラを共演させられるトコがある。なので、私のお勧めの話は、三兄弟が一堂に会し、大鬼・オーズを合体技で撃破するシーンが強烈かつ感動的な、ワンピース×桃太郎の第３話『桃太郎ルフィ』だ。配役がこれまた見事。犬、猿、雉が合ってる。特に、ゴリゴリでおっかない方が最高すぎる。この三人を連れて行ったら、絶対、勝てちゃうｗｗｗ また、チョッパーのツッコミもキレてる。だが、何より、ナミが色んな意味で、全部を持って行っちゃった点が衝撃的だった（笑） どんな鬼よりも怖いのは、身近な美女なのか・・・・・・
スピンオフ漫画を面白く描ける漫画家は、オリジナル漫画が今イチなパターンが多いのだが、『魔神のガルド！』も気になるっちゃ気になるな
この台詞を引用に選んだのは、ややメタい発言のような気もするが、これがこの作品を楽しむコツ。また、世の中の大抵の事にも当てはまるな、と思ったので

2015/10/12

2015.10.12

こーゆー公式同人誌(安心ギャグ)
正直、やめてほしい…(ｰ ｰ;)

勢いだけで中身は無いな〜
小学生低学年向け。