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たりんたらん(2) シリウスKC
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たりんたらん(2) シリウスKC

杉本萌(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2015/10/09
JAN 9784063765762

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2015/12/03

愛も変わらず、いや、一巻以上に独特の距離感が強まっているな しかし、その不可思議さは、ホント、くせになる。設定がスッ飛んでいると感じるのが、小椋アカネ先生の『彼女になる日』なら、こっちはキャラクターの個性に驚かされる およそ、正統派と言えないからこそ、悩みを持って恋愛漫画に助けを...

愛も変わらず、いや、一巻以上に独特の距離感が強まっているな しかし、その不可思議さは、ホント、くせになる。設定がスッ飛んでいると感じるのが、小椋アカネ先生の『彼女になる日』なら、こっちはキャラクターの個性に驚かされる およそ、正統派と言えないからこそ、悩みを持って恋愛漫画に助けを求める読み手に導きの光を射してくれるんではないか 好きの表し方、恋人との付き合い方、精神的な感覚を縮めるテンポは人それぞれなんだ、とマンネリを恐れて、恋人との関係を変化させるべきか、を憂いている読み手は、きっと、この『たりんたらん』を読めば、自信を取り戻せるだろう 七夕や夏祭り、待ち合わせ、他愛のない記念日、彼女の家への初訪問など、交際をしていれば確実に体験する、日常的なイベントを、ここまで『たりんたらん』っぽく、留辺蘂さんと仁野さんらしくするとは、杉本先生、腕力があるなぁ 恋人らしくないけど、決して他人じゃない留辺蘂さんと仁野くんの良さが光るのは、やはり、友人のおかげだろう。恋人らしくない友人たちに振り回されてツッコミで疲れさせられても、諦めずに助言をし続けてくれるダーリンとうみたんは、イチャつき方こそ傍目から見ているとムカつくが、何だかんだで、この作品にも、留辺蘂さんと仁野くんの学園生活にも必要な人間なんだろう。実際、恋愛経験値が乏しい訳じゃ無い彼らのアドバイスは的を射ており、「間違ってない」と同意した読み手も少なくないだろう また、恋人としての状況こそ大きな進展こそないが、留辺蘂さんの家族が登場したり、仁野くんに新しい友人が出来たり、と周囲の環境の変化が描かれているのが、この2巻のミソと言える 留辺蘂さんの家族は全員、良く言えば愛が深く、ハッキリ言えば愛が重い。「あー、この娘の家族だわ」と納得させられるだけの奇行が目立つ。でも、こんだけ娘かつ妹が可愛ければ、母親と姉は喧嘩腰で接し合うだろうな。何より、唯一の常識人かと思ったお父さんが、実は・・・ってオチが最高だった。今後、お父さんの“生きた証”が増える事を陰ながら応援しよう。仁野くんの新たな友人(?)、権藤君は典型的なプチ不良。基本的には悪い奴じゃないけど、悪い誤解を受けやすい事に加え、早とちりしやすい欠点が、余計、自分を己も周りも傷つけるナイフのようなキャラクターにさせてしまっている、そんな感じ。だからこそ、小さな誤解が解決されれば、実は付き合いやすい性格だ、と解かる。留辺蘂さんとの仲も気になるが、権藤君との友情がどう深まっていくのか、も楽しみだ また、『たりんたらん』では脇役ってほどでもないが、仁野くんとの関係性も厚いとは言い難い、飛丸くんも結構、強烈な個性の持ち主だ。実際、クラスには、こんな卑屈感が拗れて、余計、テンパる男子がいたな。彼のコンプレックスが、今後、どうなっていくのか、そこにも注目か どの回も不足感が面白い訳だが、個人的にツボだったのは、子供らに良くも悪くもインパクトを与えて、大人の世界を垣間見せた、ラブ21「ベンチDEデート」だ この台詞を引用に選んだのは、高校生とは思えぬ留辺蘂さんと仁野くんのモノの中でも、特に人間的な深みを感じたので。こだわりは大事、それを貫く気力は実に素晴らしい。ただ、無理に真っ直ぐ伸ばし続ければ、いつかは壁にぶつかった時に、それまでの力づくが祟ってポキンと行ってしまう。そんな時に備えて、信念に柔らかさを持たせておくのが大事だろう

Posted by ブクログ

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