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ふたりの果て ハーフウェイ・ハウスの殺人
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 祥伝社 |
発売年月日 | 2015/10/01 |
JAN | 9784396634827 |
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ふたりの果て ハーフウェイ・ハウスの殺人
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商品レビュー
3.5
5件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
浦賀先生ありがとう小説。 タイトルの繋がらない感じを不思議に思いながら読み進めて行くと、ラストでそれぞれの小説のタイトルだった、って構成がとても面白かった。 しかも、小説が片方が片方を内包する感じで描かれていて、タイトルがふたりの果て、ってなってるのが記憶の果てのセルフオマージュを感じてとても嬉しかったです。(記憶の果ては、安藤直樹に母の脳が移植されてるってオチだったよね?) 浦賀先生の小説、読み切るのが寂しくて何冊か手をつけていなかったんだけど、やっぱり読もうかなぁ…。
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転落事故に遭い、姿を消した妹の彩子を探す健一。「ハーフウェイ・ハウス」と呼ばれる、隔離された学園で暮らす少女アヤコ。ある日、アヤコの兄を名乗る男が現れ、「ハウス」の秩序は崩れてゆく。やがて、殺人事件が発生し…。 複雑な構成のミステリーで、中盤以降の驚愕の展開には驚かされた。ミス...
転落事故に遭い、姿を消した妹の彩子を探す健一。「ハーフウェイ・ハウス」と呼ばれる、隔離された学園で暮らす少女アヤコ。ある日、アヤコの兄を名乗る男が現れ、「ハウス」の秩序は崩れてゆく。やがて、殺人事件が発生し…。 複雑な構成のミステリーで、中盤以降の驚愕の展開には驚かされた。ミステリー通が注意深く読めばどこかに矛盾があるのかもしれないが、少なくとも私は気がつかなかった。ただ「眠りの牢獄」を読んだ時もそうだったけれど、もう少しオチに鮮やかさがあれば…。 (B)
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腹違いの妹を探す青年の物語「ふたりの果て」。奇妙な学園で生活を送る少女の物語「ハーフウェイ・ハウスの殺人」。二つのパートを織りなしながら紡がれるミステリ。 どちらも面白いのだけれど。やはりSF的な仕掛けを感じる「ハーフウェイ・ハウスの殺人」の方が謎としては魅力的です。こまごまとし...
腹違いの妹を探す青年の物語「ふたりの果て」。奇妙な学園で生活を送る少女の物語「ハーフウェイ・ハウスの殺人」。二つのパートを織りなしながら紡がれるミステリ。 どちらも面白いのだけれど。やはりSF的な仕掛けを感じる「ハーフウェイ・ハウスの殺人」の方が謎としては魅力的です。こまごまとした伏線パーツも実に意味ありげで。そして起こる殺人の動機にもあっと言わされました。 そして二つの物語の繋がり……さて、これはどっちがどっちなんでしょう。この謎はさすがに解けないかも。
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