![恐怖の谷 新訳版 シャーロック・ホームズ全集 創元推理文庫](https://content.bookoff.co.jp/goodsimages/LL/001741/0017411557LL.jpg)
- 中古
- 書籍
- 文庫
- 1225-16-04
恐怖の谷 新訳版 シャーロック・ホームズ全集 創元推理文庫
![恐怖の谷 新訳版 シャーロック・ホームズ全集 創元推理文庫](https://content.bookoff.co.jp/goodsimages/LL/001741/0017411557LL.jpg)
定価 ¥880
825円 定価より55円(6%)おトク
獲得ポイント7P
在庫なし
発送時期 1~5日以内に発送
![](https://content.bookoff.co.jp/assets/images/banner/campaign/limited/blank-750-120.png)
商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 東京創元社 |
発売年月日 | 2015/09/01 |
JAN | 9784488101237 |
- 書籍
- 文庫
恐怖の谷 新訳版
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
オンラインストア上の価格と店頭価格は異なります
お電話やお問い合わせフォームでの在庫確認、お客様宅への発送やお取り置き・お取り寄せは行っておりません
恐怖の谷 新訳版
¥825
在庫なし
商品レビュー
3.8
6件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
シャーロック・ホームズのシリーズは、小学生の時にひととおり全部読んだ。 その後中学・高校時代に、短編集だけは文庫本(大人の本)で読みなおしたけれども、長編を読み返したことはないはず。 だって、長編はあまり面白くなかったんだもの。 今回大人の目で、名作と言われる『恐怖の谷』を読み返して、子どもの頃は面白くなかったろうなあと思った。 まず、男女の真摯な恋愛に興味がなかったのである。 そして、ハードボイルドも割と苦手分野であったこと。 決定的なのは、シャーロック・ホームズ出てこなすぎ! 一部と二部に分かれているのだが、シャーロック・ホームズが出てくるのは主に一部の方で、二部は、時代も違えば登場人物も全然違う話なのだ。 それは、シャーロック・ホームズのお話を読もうと思っていた小学生だからこそ「なんだこれは?」となってしまう展開。 では、大人の目で読んだ『恐怖の谷』は面白かったのかと言われると、「それほどでも…」となってしまう。 一部と二部を別作品として書いていたのなら、どちらも面白かったけれど、無理やり長編にして、特に根拠も必要性も感じないモリアーティを登場させることによって、余計に作品としての統一性が失われたと思った。 多分作者が書きたかったのは二部の方だったのだろうと思うけれど、シャーロック・ホームズ抜きでは出版が許されなかったのかな。 二部だけで、エピローグ抜きで終わらせても、それはそれで面白いと思うのだけど。 というか、エピローグのエピソードも、事実確認ができない時点で、ホームズ言いたい放題なわけです。 ホームズの言う通りなのかもしれないし、さらに裏をかいて逃げ切ったということだってあり得る。 ただ、悪の天才としてモリアーティを出してしまったから、彼に花を持たせなければならなかったのだろう。 そのモリアーティよりホームズを上に置いて、究極の天才にしなければならないのだから。
Posted by
モリアーテイー教授。配下からの暗号の手紙が届く。 一部。二部。 過去の二部の話が複雑で、最後は一体死んだのかどうなのかもわからない。 難しいです、ホームズシリーズ。楽しいけど。
Posted by
「ホームズ」シリーズの最後の長編『恐怖の谷』を読みました。 「ホームズ」シリーズの長編って、あまり評価が高くないのですが、、、 長編の中では『バスカヴィル家の犬』と並んで、評価の高い作品です。 暗号文の解読から始まり、密室殺人での証言者の偽証を暴いて… と、「ホームズ」の活躍...
「ホームズ」シリーズの最後の長編『恐怖の谷』を読みました。 「ホームズ」シリーズの長編って、あまり評価が高くないのですが、、、 長編の中では『バスカヴィル家の犬』と並んで、評価の高い作品です。 暗号文の解読から始まり、密室殺人での証言者の偽証を暴いて… と、「ホームズ」の活躍が存分に楽しめる作品になっているのは確かですね。(「ホームズ」が活躍するのは第一部だけですが… ) 二部構成になっていて、第二部で事件の背景となった過去が語られ、しかも、それがアメリカでの出来事というのが「ホームズ」シリーズ処女作『緋色の研究』を思い起こさせました。 第一部と第二部が別々な物語として楽しめる構成となっているので、、、 良くいえば、それぞれが独立して楽しめるのですが、逆にいうと第二部の必要性が薄いという印象を受けました。 でも、結末では二つの物語が巧みに繋がっていて、事件の動機が明確になるので、読み終わったあとはスッキリしましたね。 強いていえば、「モリアーティ教授」の役どころが中途半端で、登場することに意味がない感じがするのが残念。 それにしても、、、 第二部の舞台となっているアメリカって、野蛮な国として描かれていて、差別的な感じを受けますね。 当時のイギリスの雰囲気って、そんな感じだったのかなぁ。
Posted by