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世界史のなかの東アジア 台湾・朝鮮・日本
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世界史のなかの東アジア 台湾・朝鮮・日本

汪暉(著者), 丸川哲史(その他)

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世界史のなかの東アジア 台湾・朝鮮・日本

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 青土社
発売年月日 2015/09/01
JAN 9784791768820

世界史のなかの東アジア

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2019/11/18

世界の経済の重心が東アジア地域へと移りつつある中で、中国からみた同地域の情勢という視点には大変興味を持ちました。 中国の碩学である著者の汪 暉は、「一帯一路」構想をこう定義づけています。 「単に一つの国家による計画ではなく、また領土拡張を目的とする帝国の再創造の計画でもない。そ...

世界の経済の重心が東アジア地域へと移りつつある中で、中国からみた同地域の情勢という視点には大変興味を持ちました。 中国の碩学である著者の汪 暉は、「一帯一路」構想をこう定義づけています。 「単に一つの国家による計画ではなく、また領土拡張を目的とする帝国の再創造の計画でもない。それは、「相互扶助」を中心概念として、複合的な参与を基本内容とする流動的過程である」。 つまりこれは資本主義経済のロジックで説明できる拡張主義でなどなく、社会主義的性格を帯びたユーラシア大陸のネットワーク化である、と。また、この過程でランドパワーとシーパワーの力関係に変化が訪れるであろう、汪 暉は言います。 日本でのアジア地域論には、中国からの視点を欠いたものが多いのは否めませんが、中国側からの視点を知ることによってその欠落を補うことができるのではないかと思います。汪 暉に別の著書を読んでみたいとの思いにかられます。

Posted by ブクログ

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