アートは資本主義の行方を予言する PHP新書
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アートは資本主義の行方を予言する PHP新書

山本豊津(著者)

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アートは資本主義の行方を予言する PHP新書

定価 ¥924

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 PHP研究所
発売年月日 2015/09/17
JAN 9784569826172

アートは資本主義の行方を予言する

¥110

商品レビュー

4.1

16件のお客様レビュー

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2025/01/03

日本で初めて現代アートを扱いはじめた画廊の二代目の方だけに若い頃からさまざまな芸術家や文化人と触れており、その蓄積が本著の考え方の基礎となっている。閉塞した社会にとって文化がいかに重要かをあらためて認識出来ました。

Posted by ブクログ

2023/06/19

現代アートの定義って何だろう?なぜあれがあの値段なんだろう?というシンプルな問いに答えてくれる作品。 西洋絵画に興味を持ち始め、色々見て、 子どもの落書きにしか見えないピカソの絵の背景や、フォーヴィスムと呼ばれたマティスの絵の変遷など頭では理解したつもりなんだけど、、 戦後の抽...

現代アートの定義って何だろう?なぜあれがあの値段なんだろう?というシンプルな問いに答えてくれる作品。 西洋絵画に興味を持ち始め、色々見て、 子どもの落書きにしか見えないピカソの絵の背景や、フォーヴィスムと呼ばれたマティスの絵の変遷など頭では理解したつもりなんだけど、、 戦後の抽象画(もはや何かすらわからぬ)、現代アートの良し悪しは全くわからず…( ´~`) 市民階級の台頭と写真の普及によって、美術品は投機商品としての側面がかなり強くなった。 結果、現代のアート作品における価値は ・(コレクターや投資家に対して)将来性がある(と思わせる) ・価値の無いものに対して付加価値を付ける(既存価値への挑戦) が重要視される。 あれ? それってもう芸術というか、普通に商品では…? 絵画の値段の上がり方をみると、現代におけるアートの良し悪しの判断は二極化した…と言うことかな。 バンクシーのように、大衆に分かりやすいメッセージ性と話題性があり、明確にコンセプトを表現できる「人の目を意識してバズる派」と、 美術界で正統な教育を一通り受け、重鎮に認められてプロモーションされる「王道積み上げ派」 美術において基本的な技術力を持つことがヒットに必須なのかどうかわからないけど、何にしても、優秀なヒットメーカーであるキュレーターとのコネクションと、自分の作品のコンセプトと魅力を雄弁に語れるプロモーション力(と運)が有名なアーティストになるのに必要そうだ。

Posted by ブクログ

2023/02/26

2023.02.26 初版が出てからかなり経ってからの読了。もう少し早く読めばよかった。部分的に批判的すぎるのではないかと思うところはあるが、全体としてとても刺激を受けた。この本自体がアートになっていて、考える機会を与えてくれる。とても素晴らしい本であった。良い出会いだった。感...

2023.02.26 初版が出てからかなり経ってからの読了。もう少し早く読めばよかった。部分的に批判的すぎるのではないかと思うところはあるが、全体としてとても刺激を受けた。この本自体がアートになっていて、考える機会を与えてくれる。とても素晴らしい本であった。良い出会いだった。感謝したい。

Posted by ブクログ