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輪廻転生 〈私〉をつなぐ生まれ変わりの物語 講談社現代新書
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 講談社 |
| 発売年月日 | 2015/09/01 |
| JAN | 9784062883337 |

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商品レビュー
3.4
9件のお客様レビュー
生まれ変わり(輪廻)という観念について語られており、一般的な人文学の新書である。 第4章の”前世を記憶している子どもたち”は話には聞いたことはあったが、科学的実証で輪廻転生があったとしか思えない事実も検証されていることには驚かされた。 また日本には3類型(“再生型””輪廻型”...
生まれ変わり(輪廻)という観念について語られており、一般的な人文学の新書である。 第4章の”前世を記憶している子どもたち”は話には聞いたことはあったが、科学的実証で輪廻転生があったとしか思えない事実も検証されていることには驚かされた。 また日本には3類型(“再生型””輪廻型””リインカネーション型”)全てあるというのも、ある意味独特の寛容さが影響しているのではなかろうか。仏教伝来以前についても検証し、先住民族(アイヌ)の観念や考古学的にも”再生型”の特徴を持つとされており、なるほどと思わされることも多い。 怪しげなスピリチュアル的なものではなく、学術的に整理されており、非常に面白い内容であった。 個人的に輪廻の有無についてはどちらでも構わないのだが、生と死を繰り返す”循環”として捉えると非常に面白いなと感じた。なお以前自分の過去世(前世)を視てもらったことがあるが、江戸時代の人物であり無名だったため、調べて検証のしようがないのは残念である。
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「輪廻転生」というタイトル買い。 世界各地の「転生」の思想に関して、①再生型(自然信仰、血族への生まれ変わり) ②輪廻型(インド、仏教) ③リインカーネーション(スピリティスム)に分類してその例に関して解説がある。 自分は仏教(浄土真宗)の立場だが、②輪廻型の整理はとてもわ...
「輪廻転生」というタイトル買い。 世界各地の「転生」の思想に関して、①再生型(自然信仰、血族への生まれ変わり) ②輪廻型(インド、仏教) ③リインカーネーション(スピリティスム)に分類してその例に関して解説がある。 自分は仏教(浄土真宗)の立場だが、②輪廻型の整理はとてもわかりやすかった。縁起、生まれ変わる主体はなにかの説明もなかなかいいなと感じたが、唯識やってる人がみたらどうなんだろうな。素人的にはいい表現だと感じた。 意外とキリスト教系の「転生」の受け止め方の変遷が面白かった。かつてのキリスト教が滅亡に向かった「後退」属性だったというのはびっくり。神に創造されたときが最高潮で後は下り坂・・・。そこからのスピ系での「霊性を高める」系の台頭。 個人的にはスピ系が苦手なのだがこれを読んで、スピ系にもそれなりの歴史というかベースになる者があるのだということを学んだ。『霊の書』というのを読んでみたいような読んでみたくないような。。。 前世の記憶を持った子供たちが世界に結構いるって話もあるのだが、そういうこともあるかもしれないなとは思うけれどだから自分の中に新たななにかは生まれないな。自分としては、子供が母親を選んでおなかの中に宿るなんていうのは耐えがたい話だ。これは誰得なのだ?もし虐待する親がいたとして、選んだ子の自己責任とかいうわけ?ちょっと理解出来ないところもある。でもこれは著者のせいではなくて、思想としてそういうものがあるという話。 最後の著者が自分の思いを「おわりに」で書かれている。自分は真宗の立場だからなにも言えないけど、この方がこういう気持ちで学問に向き合ってこられてこの本が出来たと言うことはすごいことだなと思う。人間って、すごいな。 「輪廻転生」をキーワードに、人類が生と死をどのように見てきたかという概論として非常に面白い。他で見ないジャンルだと思うので、宗教に興味のある方にはお薦め。難しく捉えないで面白く読める一冊。
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