うちの息子ってヘンですか？ 男子育児のしんどさが解消される本

小崎恭弘(著者)

• 販売会社／発売会社: SBクリエイティブ
• 発売年月日: 2015/09/19
• JAN: 9784797384611

商品レビュー

2024/12/13

集団についていけず呼び出されてばかりの息子に悩んで手にとってみた。
全然うちの子の方がマシじゃん！と思って安心するものの、では何でこんなに呼び出されてしまうのか。
他害があるか無いかって重要なんだよね。息子は悪意あって他害するのは少なく、他の子供を物としてしか見てないから躊躇なく踏んでいく、周りを全く見てないからぶつかっていく。保育園に預けてる2年間、大して注意もされず甘やかされて育った結果。家では0歳からよく喋るし字も読めるのに、保育園の先生は思い込みが強い人で、何を言っても信じてもらえず知的障害がある子のように扱われてしまった。
発達障害的特性と、男の子的特性の見極めは大事だよな、と思った。
あと、我が息子は産まれてからコロナ禍真っ只中を生きてきたので、家族という非常〜に小さい世界しか知らないのだ。お出かけはするが、よその子にはあまり近づけない微妙な雰囲気。そういう影響もありそうよね。
さて、この本前半は良いんだけど、後半は如何に男を立て、おだてるかの指南になっており、時代錯誤甚だしい。この展開、パパのトリセツって本でも見たな…。
あのさ、「男はそうやって育てられてきたんだからしょうがない！」と言うならばよ。嫁がブランド物を買い漁り、美容院やエステに行きまくって、「しょうがないじゃない！女は綺麗でいなさいって周りから言われ続けて育ってきたのよ！」って逆ギレされたらどうする？そして、「まず『綺麗だよ、似合うよ』と褒めてあげましょう。それから、『でも美しい君にはエステなんか必要ないと思うんだけど、どうかなぁ？そのお金で良い食材を買って、美味しい君の手料理が食べたいな！』と言って誘導しましょう」って本に書いてあったらどうするよw
そういう事なんだよ、この本に書かれているような男の言い分は。
どう育てられてきたかと、これからどう生きるかは別物だろう？どういう人生を送ったにしろ、人ってのは自分が変わろうと思わなきゃ変わらないんだよ。周りの問題じゃないの。
他力本願なところ、自他の区別ができなくて逆の立場が想像できないところ、そこもやっぱり男性的ですな、と思わざるを得ない。

2017/03/24

母親向けの男児育児本
「男の子って女性からしたら意味不明だよね、 でも愛すべき生き物なんだぜ」から始まり
「こういう特性があるからこういう風に扱ってね」という取り扱い方まで書いてある挿絵も豊富で読みやすい本
最後のおすすめ絵本のページとっても参考にさせてもらいます！

2015/12/19

母親が息子を理解できないのは、男の子だから…って、わかってるんだけど。

姉妹で育った私には、2人の息子にはほんとに理解できない行動も発言も多く、寿命が縮んだ気もするけど。時間が経つと笑い話になるものも多く、楽しませてもらったと思えるようになるから不思議。