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服従
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服従

ミシェル・ウエルベック(著者), 大塚桃(訳者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 河出書房新社
発売年月日 2015/09/01
JAN 9784309206783
関連ワードミシェル・ウエルベック / 大塚桃 / 外国の小説

服従

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商品レビュー

3.7

70件のお客様レビュー

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2025/03/10

長く続いたヨーロッパ、特にフランスの世界での優位性の敗北を描く 【服従】するのは男はイスラームであり、まったく問題にもされない女性は男に【服従】する 主人公はプチブルの大学教授 ユイスマンスに惑溺している とても面白く読める、が品格に欠けている 主人公が最後にイスラームへ改宗する...

長く続いたヨーロッパ、特にフランスの世界での優位性の敗北を描く 【服従】するのは男はイスラームであり、まったく問題にもされない女性は男に【服従】する 主人公はプチブルの大学教授 ユイスマンスに惑溺している とても面白く読める、が品格に欠けている 主人公が最後にイスラームへ改宗する大きな理由は3人の妻を持てることだろう 彼に愛はなくただ母親と伴侶まだ少女の愛人に癒されたいだけなのだ 赤裸々な弱い男である 巻末の佐藤優の解説も薄っぺらくてがっかりだった

Posted by ブクログ

2024/04/05

島国の日本には関係の無い話なんだろうか? 少子化、人口減少、外国人労働者の増加、グローバル化の日本社会の未来は大丈夫か?  日本だって、敗戦当初のインテリゲンチャーの掌を返したような「宗旨替え」を経験している。

Posted by ブクログ

2023/08/30

「服従」(ミシェル・ウェルベック : 大塚 桃 訳)を読んだ。 
うーん、これはまいったな。 
フランス大統領選挙において、ファシストかイスラーム主義者かの選択を迫られるというところから始まる。 
それだけでなはないさまざまな問題を提起する衝撃的な物語となっている。 
主人公が...

「服従」(ミシェル・ウェルベック : 大塚 桃 訳)を読んだ。 
うーん、これはまいったな。 
フランス大統領選挙において、ファシストかイスラーム主義者かの選択を迫られるというところから始まる。 
それだけでなはないさまざまな問題を提起する衝撃的な物語となっている。 
主人公がユイスマンス(あの『さかしま』のユイスマンス!)の研究者であるというところもミソなんだよな。 
本書が問いかけるこれらの重苦しい問題に私は私の中に確たる答えが存在しないことを認めざるを得ない。 
ある登場人物が語るこの部分が印象に残る。(肯定的な意味では決してない)
「『O嬢の物語』にあるのは、服従です。人間の絶対的な幸福が服従にあるということは、それ以前にこれだけの力を持って表明されたことがなかった。それがすべてを反転させる思想なのです。」(本文より) 
「アベンジャーズ」の中でロキが同じようなこと言ってたな。
『ひざまずけ』って。 
《表紙の翻訳者名大塚 桃 より解説者名佐藤 優の方が活字が大きいってなんだ?》

Posted by ブクログ