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地図から読む江戸時代 ちくま新書1144
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 筑摩書房 |
発売年月日 | 2015/09/01 |
JAN | 9784480068507 |
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<目次> 序 第1章 伝統からの脱却 第2章 17世紀前半の日本像~交差する流れ 第3章 江戸時代中期の日本図~流宣図インパクト 第4章 地図を正す 第5章 新たな日本像の展開 むすびに <内容> 日本人の「日本」の地図表記の変遷を、江戸時代(一部それ以前)に限って分...
<目次> 序 第1章 伝統からの脱却 第2章 17世紀前半の日本像~交差する流れ 第3章 江戸時代中期の日本図~流宣図インパクト 第4章 地図を正す 第5章 新たな日本像の展開 むすびに <内容> 日本人の「日本」の地図表記の変遷を、江戸時代(一部それ以前)に限って分析したもの。 当初は古くからの「行基図」。これは「国」を連ねた塊として、「日本」が描き出されるのだが、江戸中期に石川流宣が出て、「絵図」ながら細かい情報をその中に盛り込もうとしていく。江戸時代後期に森幸安が正確さを求めようとし始め、長久保赤水がそれを実現化し、伊能忠敬が完成させる(ただし、忠敬の狙いは地球だが)。 それが市井に人々に評価されるのは、人々の関心が、自分の身の回りから徐々に地域、国家、地球(江戸時代にはここまで来る人は少なかったが)へと広がっていったことを示している。そこに「日本」や「日本人」へのアイデンティティも確立されていったのではないか?という分析である。
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「地図」「江戸時代」 こんなキーワードを並べられるとついつい引っかかってしまう。だがしかし、「地図」はともかく、「江戸時代」は、近頃ヤバいキーワードになっているから要注意だ…なんて勘ぐっていたが、大間違い。 まず日本という国が、いわゆる日本、という「国」と、駿河国とか摂津...
「地図」「江戸時代」 こんなキーワードを並べられるとついつい引っかかってしまう。だがしかし、「地図」はともかく、「江戸時代」は、近頃ヤバいキーワードになっているから要注意だ…なんて勘ぐっていたが、大間違い。 まず日本という国が、いわゆる日本、という「国」と、駿河国とか摂津国とか、そういう「くに」があることを説明される。まあ、わかっている気になっているが、深く考えたことはない。日本地図を書く、と言ったら、大抵は海岸線を書いて、必要に応じて県境(くに境)を書くのが今の感覚だろう。だが「くに」がまとまりあって「国」をつくる、というスタイルの地図もある。海からの視点と、陸からの視点、と言い換えられる。つまりは誰をターゲットにしていた地図かもわかる。江戸時代というのは、海からの視点がなかった時代なのだ。 地図の技法だけを語るものではない。江戸時代にはもう出版業があったし、そこが流行を作っていた。「正しさ」「美しさ」を、時流を見ながら売り出していく。 江戸の地図、というと伊能忠敬が主役と思うだろうけれど、彼は最後にちょっぴり出てくるだけだ。彼は江戸の地図の「正しさ」にある意味とどめをさし、そしてまた「陸」から「海」の視点に転換していく役割を果たす。 地図はやはり社会の縮図だ。ただ事実を表すだけでないものがある。現代の地図は概ねカーナビ用、という趣で楽しくない。だがそれが時代に即した地図、ということだろうか。ともあれ、新書だけれど、大変濃密な本で良い。
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