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韓国人の美意識
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韓国人の美意識

洪思重(著者), 森敦(訳者)

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韓国人の美意識

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 三修社
発売年月日 1984/09/15
JAN 9784384037371

韓国人の美意識

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2010/11/07

タイトル通り、韓国(朝鮮)の人々の美意識を考察した本。 本文が書かれたのが30年ほど前ということもあり、現代韓国にも通じる内容かどうかは分かりませんが、少なくとも、柳宗悦らが朝鮮陶磁の色を言い表した「悲しみの色としての白」という説に異議を唱える著者の論説は、今読んでも非常に興味深...

タイトル通り、韓国(朝鮮)の人々の美意識を考察した本。 本文が書かれたのが30年ほど前ということもあり、現代韓国にも通じる内容かどうかは分かりませんが、少なくとも、柳宗悦らが朝鮮陶磁の色を言い表した「悲しみの色としての白」という説に異議を唱える著者の論説は、今読んでも非常に興味深いです。 考えてみれば文化の独自性というのは、外国人によって発見されることが多いです。柳宗悦にしろ浅川巧にしろ、日本の風土で育った生粋の日本人だったが故に、異文化に属する者の視線から、朝鮮の陶磁に秘められた「用の美」を発見することができたのでしょう。でも、それは結局「外国人の視点」にすぎないわけですから、当事者の側、つまりは韓国(朝鮮)の人々が自らの文化を定義する視点も、あってしかるべきではないでしょうか。 それはさておき、朝鮮王朝時代の上流階級(両班など)の生活やら何やら、いわゆる今日び日本で「李朝」などと呼ばれもてはやされる骨董品が実際に作られ使われていた時代の文化についても、韓国(朝鮮)人としての視点から考察していたりして、とても興味深かったです。 古い本ですが、いわゆる民藝に興味がある方なら、一読の価値はあるかも知れません。 そして全然関係ない話ですが、半島の名称が統一される日はいつですか?韓国と書くべきかそれとも朝鮮と書くべきか微妙に悩んでとりあえず「韓国(朝鮮)」と表記してますが正直ややこし(ry

Posted by ブクログ

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