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女王メアリ・ステュアート 美貌の悲劇・エリザベスの陰謀
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社／発売会社 | 新書館 |
| 発売年月日 | 1982/07/15 |
| JAN | 9784403210235 |
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女王メアリ・ステュアート
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けれどエリザベスとて、他国の女王を反逆の罪名で裁くということの不正当を知らないわけではなかった。相手は聖油をそそがれ王冠を戴いた一人の女王である。彼女を裁くということはいわば君主の至上権や不可侵性を一方的に無視することであり、君主であっても臣下によって裁かれ刑に服することがあると...
けれどエリザベスとて、他国の女王を反逆の罪名で裁くということの不正当を知らないわけではなかった。相手は聖油をそそがれ王冠を戴いた一人の女王である。彼女を裁くということはいわば君主の至上権や不可侵性を一方的に無視することであり、君主であっても臣下によって裁かれ刑に服することがあるという前例を、歴史上に残すことになる。(p237) このときメアリは四十四歳。十九年間のイングランド捕囚生活の果てであった。(p266) 男縁がない（エリザベス？）より、男運が悪いのは不幸なことだと思う。美人だったばっかりにねぇ。
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