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精神の幾何学
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
発売年月日 | 1999/02/08 |
JAN | 9784000263511 |
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精神の幾何学
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いままで難解だと勝手に思い込んで敬遠していた安永浩だったが、思ったより平易。というか、「難解さ」の種類が現象学的精神病理学とかとは違うということがわかった。 ラカンに関しては浅学にしてわからぬが、ソシュールの理解にはちょっと疑問を差し挟みたくならないでもない。まあ本筋にそれほど...
いままで難解だと勝手に思い込んで敬遠していた安永浩だったが、思ったより平易。というか、「難解さ」の種類が現象学的精神病理学とかとは違うということがわかった。 ラカンに関しては浅学にしてわからぬが、ソシュールの理解にはちょっと疑問を差し挟みたくならないでもない。まあ本筋にそれほど影響はしないけれど。 題名の通り幾何学的アナロジーで分裂病の病理を語るところにおもしろさがあるんだろうけど、正直最後まで腑に落ちない感じがつきまとう。これは幾何学的、空間的な認識の能力という、概ね生得的に決まった能力の違いかもしれない(わたしは地図が読めない男である)が、精神現象を空間的に説明することの明快さとそれ故の危うさということは間違いなくあるだろうと思う。
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