文豪ストレイドッグス(08) 角川Cエース

春河35(著者), 朝霧カフカ

• 販売会社／発売会社: KADOKAWA
• 発売年月日: 2015/09/03
• JAN: 9784041029169

商品レビュー

2022/12/03

なるほど、逆とは聞いていたがそういうことか。
いわゆるただのファンですね。
でもこう、文豪たちが暴れまわる作品の中で、それでも本を書く人たち。まさに文豪。
そしてそんなの全部関係ないラブクラフトさんですね。
檸檬くんに続く便利キャラになってる気がする。

2021/09/09

[台東区図書館]

新刊コーナーに19巻まで並んでいるのを見て、題名にも聞き覚えがあるなと思って読書開始。多少物足りなさも否めないが、乗り掛かった舟で最後まで読んでみよう。

最初に借りて来た5巻までの中で、どう話を転がして決着をつけるのかと思っていたポートマフィアとの決着が、よくわからないギルド集団の介入でよくわからない１：２？？三つ巴？？のまま突入した6～10巻。
途中更に公安的な存在も絡んではきた時には四つ巴か！？！？と焦ったが、途中の戦いからは一応その都度の"敵"が多少解り易く設定され、最終的にギルドの人虎への固執理由も"一応"説明され、9巻にて一部終了、といった感じ。でもまだギルド自体がなくなったわけではないし、太宰が真に憂える、ギルドをも陰で操っていた設定のドストエフスキーが出現してきたので、どう発展させるのか、終わらせるのか。

2021/08/08

中也の汚濁が好き。双黒イズベスト。中原中也の詩の『羊の歌』のIIに汚濁発動の時の指示式が出てきているところに朝霧さんの原作を大切にするところが感じられる。気になる人は読んでみたらいいと思う。作戦コードに『もものはな』とかあったりしないかな…。ポオVS乱歩も良かった。江戸川乱歩はエドガー・アラン・ポオからきてるから、この二人の対決あったりしないかな、と思っていた。あと芥川と敦君は最高。「汝、陰鬱なる汚濁の許容よ、更めて我を目覚ますことなかれ」