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歌舞伎に親しむ 私の見かた・読みかた
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 和泉書院 |
発売年月日 | 2015/08/01 |
JAN | 9784757607644 |
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歌舞伎に親しむ 私の見かた・読みかた
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上田由香利さん、という京都生まれの精神科医。1963年生まれ。 幼いころから歌舞伎と親しんで、精神科医の傍ら、劇評を書いていらっしゃるらしい。 「関西・歌舞伎を愛する会」とか「上方芸能」などと関係が深いらしい。 その人の、歌舞伎にまつわるエッセイ集とでも言うべきもの。 面白か...
上田由香利さん、という京都生まれの精神科医。1963年生まれ。 幼いころから歌舞伎と親しんで、精神科医の傍ら、劇評を書いていらっしゃるらしい。 「関西・歌舞伎を愛する会」とか「上方芸能」などと関係が深いらしい。 その人の、歌舞伎にまつわるエッセイ集とでも言うべきもの。 面白かった。 この著者さんを知っていて買ったわけではなかったので、こういうのってギャンブルなのだが、今回は「勝ち」(笑)。 精神科医なだけあって、登場人物の心情が、「脚本」や「原作(浄瑠璃など)との距離」や、「演じ手による肉付け」によって変わる、という見方とか(愛之助もちょっと言及されていた。褒めてなかったけれど。)。 それに、巨匠的で古典的な歌舞伎評論に比べれば、平成世代的な身近な感じ。かといって入門的な意図的な軽さも無くて、丁度いい。 似たような内容で女性が書いたものでは中野翠のエッセイがあるが、中野さんはご自分の個性をガンガン出してくるスタイルなので、それと比べると、作品本位でありながらもご自身ならではの視点をちゃんと感じさせるあたり、本業の違いからも来るのかな~なんて考えたり。 まだ観ていない演目については、今後の愉しみを増やしてくれた。 また古典の演目というのが、演じ手や演出によって変化して楽しめるものなのだなあという、古典の凄味みたいなものを味わわせてくれた。
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