1,800円以上の注文で送料無料

女秘書二十六歳 魔の痴姦体験 フランス書院文庫
  • 中古
  • 書籍
  • 文庫
  • 1225-09-01

女秘書二十六歳 魔の痴姦体験 フランス書院文庫

天宮慶(著者)

追加する に追加する

女秘書二十六歳 魔の痴姦体験 フランス書院文庫

定価 ¥682

440 定価より242円(35%)おトク

獲得ポイント4P

残り1点 ご注文はお早めに

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 フランス書院
発売年月日 2015/08/01
JAN 9784829641033

女秘書二十六歳 魔の痴姦体験

¥440

残り1点
ご注文はお早めに

カートに追加するカートにいれる

商品レビュー

4

1件のお客様レビュー

レビューを投稿

2015/11/22

2人のヒロインとの関わりをメインに据えた痴漢群像劇

1990年に発売された作品がフランス書院文庫の30周年を記念して再販されたものだが、元は普通に「痴漢」だったサブタイトルが『痴姦』と改題されている。作中の表現などに多少の修正はあるようだが、加筆はない模様。痴漢モノを数多く上梓してきた中から選ばれただけに電車痴漢への執着が感じられ...

1990年に発売された作品がフランス書院文庫の30周年を記念して再販されたものだが、元は普通に「痴漢」だったサブタイトルが『痴姦』と改題されている。作中の表現などに多少の修正はあるようだが、加筆はない模様。痴漢モノを数多く上梓してきた中から選ばれただけに電車痴漢への執着が感じられる作風ではあるが、タイトルに示すほど26歳の秘書がヒロインとして幅を利かせているでもなく、むしろ束の間の戯れだからこそ一定の距離を置くような、後腐れのない関係を旨とするストーリー展開と言えそうである。 ◆佐久間武夫×桂木冴子 自ら「ビョーキ」と自覚するほど痴漢に魅了された主人公が思わぬ形で大企業の秘書と知ることになった、一応のメインヒロイン冴子を帰宅ラッシュ時の電車内で痴漢に及ぶところから話は始まる。蘊蓄めいた拘りや、痴漢行為の詳細も同時に描かれていく中で冴子の意外な反応が次の展開を呼ぶ。思わず受け入れてしまう冴子には秘密があり、それが再燃したことで佐久間とは関係が付かず離れずながら続くこととなる。SMチックな要素を盛り込みながら濃密に描いた第三章までの興奮度はかなり高い。 しかしながら第四章からは佐久間の痴漢を中心としながらも勤め先で以前から関係のあった年下の女性社員が出てきたり、冴子にも新しく仕えることとなった専務に懇願される形で新たな関係ができたりする。この辺りからTVドラマか映画を観ているような場面の切り替わりも感じられるのだが、佐久間が思わず痴漢行為に及んでしまった女子高生の方面へと話が次第に傾いていく。 ◇宮崎亮介×杉森沙也香 ここからの佐久間には主人公でありながらサポート役でもあるような立ち位置が付加されていき、お嬢様女子高生にも抵抗できない理由のあったことが後から判ってくる。冴子の時と併せて都合が良過ぎるようにも感じるが、合間に挟まれた過去の失敗談などが上手くかわしている。そして、以前から沙也香に一目惚れしていた亮介の登場が本作に盗撮の要素を加えていく。最後は亮介と沙也香の縁結びを買って出る佐久間だが、それが青春ラヴストーリーのような爽やかさを纏わないところに佐久間の佐久間たる所以が出ている。 様々な人物が入り乱れる中で痴漢に始まり、SMや盗撮を経てからは露出や覗きに筆下ろしといった要素が盛り込まれていくのだが、正直なところ1冊に多くを詰め込み過ぎているようにも感じる。それでも各場面で出てきた主要な人物達が最後に偶然ながら一同に会する形で話を上手く纏めているのはさすがといったところか。

DSK

関連ワードから探す