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イスラム聖戦テロの脅威 日本はジハード主義と闘えるのか 講談社+α新書
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2015/08/22 |
JAN | 9784062729017 |
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イスラム聖戦テロの脅威
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3件のお客様レビュー
惜しい本。後半の自由と安全のジレンマの問題は、具体例も交えて書かれており、とてもわかりやすく知的好奇心をそそる。だが、前半部のジハード主義の系譜や歴史は詳細だが、体系的でなく、脈絡なく違う話が始まるので読むのがしんどい。作者が下手なのか編集がダメなのか……。もう1つは、出典が不明...
惜しい本。後半の自由と安全のジレンマの問題は、具体例も交えて書かれており、とてもわかりやすく知的好奇心をそそる。だが、前半部のジハード主義の系譜や歴史は詳細だが、体系的でなく、脈絡なく違う話が始まるので読むのがしんどい。作者が下手なのか編集がダメなのか……。もう1つは、出典が不明な部分が多い。遠い外国の普段知り得ないような事実については、真偽を確かめるのが難しい。だからこそ、反証可能性を担保するためにも、出典を書いて欲しかった。これらの点を留保すれば良本だと思う。何も伝わってこない筆者の謎の図解はご愛敬
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対テロ捜査の最高指揮官である警察庁外事情報部長が書いた、「グローバルジハード」の新書改訂版。著者はジハード主義者の行動理論を分析し、日本への攻撃をどうすれば防げるのかヒントを示している。アルジェリアやシリアでの邦人人質事件が起きた時、中東某国にいるテロ対策担当者は私に、「日本のイ...
対テロ捜査の最高指揮官である警察庁外事情報部長が書いた、「グローバルジハード」の新書改訂版。著者はジハード主義者の行動理論を分析し、日本への攻撃をどうすれば防げるのかヒントを示している。アルジェリアやシリアでの邦人人質事件が起きた時、中東某国にいるテロ対策担当者は私に、「日本のインテリジェンスオフィサーの影も形も見えない」と吐き捨てた。日本政府は外国情報機関への依存、独自の情報取集・分析体制の脆弱さを露呈してしまったのだ。著者は最後に「日本の治安維持システムには、伝統的な法治国家の犯罪取り締まりの枠組みしか存在しない。それで国民、国家を守り切れるのか」と焦りを吐露している。対外情報機関の設置、テロ対策機能の充実、法制の整備……。日本の課題は山積であることを再確認する本である。(竹内明)
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イスラム過激派の勢力拡大に日本はどう立ち向かうのか? 外事警察の司令塔による情勢分析。 佐藤優、高橋和夫、福田和也各氏絶賛! 各界の第一人者を驚嘆させた『グローバル・ジハード』を、最新情報によって全面改定新書化! 「日本に対外インテリジェンス機関を設け、テロ対策を行うことは非...
イスラム過激派の勢力拡大に日本はどう立ち向かうのか? 外事警察の司令塔による情勢分析。 佐藤優、高橋和夫、福田和也各氏絶賛! 各界の第一人者を驚嘆させた『グローバル・ジハード』を、最新情報によって全面改定新書化! 「日本に対外インテリジェンス機関を設け、テロ対策を行うことは非現実的。本書はその理由を適切に指摘した」 佐藤優氏――佐藤優直伝「インテリジェンスの教室」Vol.054(2015年2月13日号)読書ノート 「松本氏の議論は、テロリズムが市民社会に突きつける究極の問いである」 高橋和夫氏――東京新聞2009年1月11日付書評 「豊富な事例の提示も含めて、現在、日本語で読める本のなかで間違いなくベストと言い切れる本」 福田和也氏――「福田和也の闘う時評」週刊新潮2008年12月25日号 「悪夢が始まる」――〈イスラム国〉の日本攻撃宣言(二〇一五年一月)は記憶に新しい。 そもそも〈アルカイダ〉も、かねて日本への攻撃を明言している。彼らの主敵・米国と緊密な関係を結び、西側経済の一極を占めるわが国は格好のターゲットだ。公共交通機関やインフラ施設、大規模イベントは守るのが難しいし、メディアや国際機関、米軍基地、多国籍企業なども狙われてきた。 日本の「ムスリム」(イスラム教徒)コミュニティは新しく小規模であることを、安心材料とする見方もある。しかし、〇四年鉄道テロの舞台スペインでは、ムスリムの大多数が一九九〇年以降に入ってきた。 テロリストは想定外を突く。オリンピック招致とサミットで活気づく〇五年七月のロンドンは、同時多発自爆テロに襲われた。その直前、政府は脅威評価を下げており、ロンドン警視総監やMI5(英国保安庁)長官もテロ抑え込みに自信を表明していた。 「ジハード」(聖戦)主義者にとっては、仲間以外は殺してよい。アルカイダ・イデオロギーの「ゴッドファーザー」サイイド・クトゥブによれば、わが国も滅ぼすべき「ジャーヒリーヤ」(無道無明世界)である。(「はじめに――日本の悪夢」より)
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