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印刷という革命 ルネサンスの本と日常生活
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 白水社 |
発売年月日 | 2015/08/01 |
JAN | 9784560084434 |
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印刷という革命
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印刷という革命
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図書館の貸出期間には読み終えることができなかった…(575ページのハードカバー本)。続きは、また日をあらためて借りることにします(苦笑)。 グーテンベルクが印刷術を発明した1450年代から1600年ごろまでの、ヨーロッパ・ルネサンス期における、印刷の影響を記述した本。 ドイツ...
図書館の貸出期間には読み終えることができなかった…(575ページのハードカバー本)。続きは、また日をあらためて借りることにします(苦笑)。 グーテンベルクが印刷術を発明した1450年代から1600年ごろまでの、ヨーロッパ・ルネサンス期における、印刷の影響を記述した本。 ドイツに端を発した「印刷」という技術が、ヨーロッパ各国にどのように伝わり、どのように発展し、どのような歴史要因に影響を与え、逆に歴史からどのような影響を受けたかを、事象ごと・国ごとに細かく書かれていました。 以下、自分用のメモ。 印刷黎明期の大作の印刷、フォント(活字)の変化、教会からの依頼や日々の暮らしのための免罪符や暦などの印刷、供給ベースから需要とのすり合わせを考えた「見本市」というシステム、教育用の書籍の印刷(大学用のテキスト、教理テキスト)、聖書、戦争による速報の印刷(ニュース速報としての印刷)、宗教改革との関係(宗教改革の推進剤としての印刷、そして宗教間対立による印刷業への負の影響、紛争による地理的影響など)、娯楽としての騎士物語ロマンス、家庭内で音楽を奏でるための楽譜の印刷、讃美歌の印刷、ラテン語から自国語へ(またはその逆)の翻訳家という職業の始まりetc.. ヨーロッパの地名や、宗教の分布や、戦争の歴史などをあまり知らないので、完全には読み解けない部分が多かったけれど、1450年ごろ〜1600年の150年の間に、「印刷」という技術が、ヨーロッパ各国に及ぼした影響を大まかに知ることができました。 四部構成のうち、第三部まで読了。残りはあと150ページぐらい。次の機会に、また借りて読みたいと思います。
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